RPAエンジニアを目指すには?仕事内容や将来性、勉強法など解説

RPAエンジニアとは

ITエンジニアにはさまざまな種類がありますが、RPAロボットの設計や運用、サポートなどを行う技術者を「RPAエンジニア」と言います。「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」とは、簡単に言うとロボットを使って業務の自動化を行うツールのこと。この導入にあたって活躍できるのがRPAエンジニアで、RPAのシステム開発を担当するのは「RPA開発エンジニア」、導入後のRPAシステムのサポートを担うのが「RPA運用エンジニア」です。RPAは官公庁を始め、多くの企業で普及が進んできています。RPAの詳細はこちらを参考にしてください。

https://www.brain-gate.net/content/column/system-program-rpa/

RPAエンジニアの将来性は?

RPAエンジニアを取り巻く環境と需要はどうなのでしょうか?

RPAエンジニアの現状

RPAが日本で普及し始めたのは、ここ数年ほどのこと。2016年が「RPA元年」と言われており、2017年頃から少しずつ導入する企業が増えていきました。年商50億円以上の国内企業1,021社に行ったMM総研の調査によると、2018年6月のRPA導入率は22%でしたが、2019年11月には38%までアップ。さらに導入企業を細かく見てみると、年商が大きな大手企業ほど導入率が高く、年商1,000億円以上の大手企業では51%でした。業種別に見ると、学校や医療福祉、流通で導入率に伸びが見られたほか、金融企業では59%と導入率が高い結果がわかりました。つまりRPA市場は急成長しており、多くの業種や業界で今後もますます利用拡大が本格的に進んでいくと見られるのです。

また多くの企業で、人手不足やリモートワークが進むなど、労働環境が変化する中、自動化できる業務はできる限りロボットなどの技術の力を借りて簡略化していこうとしています。先ほどの調査結果でも、RPAを導入済みの企業に今後の利用方針を聞くと、およそ8割が「利用拡大に前向き」と回答しています。それだけRPAへの期待が高く、今後ますます発展していく分野であることは間違いありません。

RPA国内利用動向調査2020(MM総研)https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=391

RPAエンジニアの需要と将来性

RPAを導入したり興味を持ったりする企業が増えれば、開発や導入時の人材から、運用、サポートを担うスタッフなど、それだけRPAのスペシャリストであるRPAエンジニアが求められることとなります。先ほどの調査結果でも、RPA導入での課題として挙げられたのは、予算、組織間連携、業務プロセスなど。そしてそのような様々な課題の中でも最も大きいのが、RPAの技術を持った人材不足と指摘されています。
RPAのような特殊なロボットの開発や運用を任せられるスキルを持った人材は限られているため、多くの企業でその人材確保に苦労していることが予測されます。RPAを活用した業務の自動化を重要視している企業は、RPA技術を有する人材の獲得がいかに重要であるか理解しており、それなりの役職や年収を提示する可能性が高いです。それだけRPAエンジニアの需要は高まっており、とても将来性のある職種のひとつなのです。

RPAエンジニアの給与相場

RPAエンジニアは今後ますます求められる職種であることがわかりました。では、RPAエンジニアの給料はどうなのでしょうか?

RPAエンジニアの給与は比較的高い

ITエンジニアは長いこと人材不足と言われています。まず、そんなITエンジニア全体の給与を見てみましょう。パーソル総合研究所が行った調査で、ITエンジニアの平均年収は613.6万円でした。ITエンジニアは、実務経験年数や持っているスキルによって給与の幅が大きくなりますが、おおよそひとつの目安として考えることができます。

次にRPAエンジニアの給与について見てみましょう。RPAエンジニアは未経験者なら年収400万~500万円、経験者なら600万円~1000万円と言えるでしょう。

もし未経験なら年収が低いと感じるかもしれませんが、経験を積みスキルを身に付けていくことで、キャリアアップや年収アップを十分狙っていけるでしょう。高額の年収が提示されるPRAエンジニアの場合は、それなりに実務経験年数や扱った案件の数など求める条件が厳しくなります。

ITエンジニアの就業意識に関する調査結果(パーソル総合研究所)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000483.000016451.html

RPAエンジニアと他スキルの給与比較

ITエンジニアの平均年収と比較してもRPAエンジニアは、それと同等かそれ以上の年収が期待できるでしょう。RPAを導入する企業が増加するにつれ、RPAエンジニアの需要も増え、企業間で人材獲得競争が激化していくはずです。そうなると、RPAの技術を持ったエンジニアはそれなりの好条件が期待できるでしょう。またコンサルティング対応も含めた上流工程経験者や、さまざまな言語スキルを持っている人は、プラスアルファの評価となり、さらに高い給与を狙っていけるでしょう。

RPAエンジニアとして生き残っていくための勉強

RPAエンジニアに必要なスキルは幅広いですが、RPAエンジニアとしての可能性を広げ、生き残っていくためには、どんな勉強を行っていくべきでしょうか?

Microsoft Excel、Access、VBAスキルを勉強する

RPAエンジニアとして対応する案件に、Microsoft AccessやExcel VBAの経験があると役立ちます。Microsoft Accessは、Microsoft社が開発したデータベース管理ソフト。大量のデータを収集、保存などするときに便利に利用できます。RPAは業務を自動化するツールであり、データベースの集計や分析業務が必要になってきます。そのような実務作業で、Microsoft Accessが使えると便利です。
また、VBAは複雑な処理を自動化できる機能で、Excelに組み込むことができ、マクロを記述するプログラムです。RPAの業務プロセスの理解や応用にもつながります。
Microsoft AccessとExcel VBAのどちらも、RPAの実務作業で活かせるスキルなので、自分で身に付けておくといいでしょう。

OSやハードウェアなどの基礎スキルを勉強する

RPAで業務を自動化するのは、従来パソコン上で稼働するような業務。つまりそれらをRPAを利用して効率化させることになりますから、WindowsやLinuxなどのOSのような基本的なスキルが必ず必要になるでしょう。また社内のパソコンやサーバーなどの設定、システムなどについても基本的な知識や理解が求められます。

RPAツールの勉強方法

日本で利用されているRPAには、「UiPath」「WinActor」「BizRobo」など、主に5つがあります。それぞれで、RPA技術について客観的に評価する資格があるので、自分のスキルアップやキャリアアップを目指して、そのような資格取得を目指してもいいでしょう。資格は転職や就職などの際、自分のスキルをアピールすることに繋がりますから、年収アップに直結するかもしれません。それぞれの資格試験の内容と勉強方法はこちらを参考にしてください。

https://www.brain-gate.net/content/column/skill-qualification-rpa/

RPAエンジニアは未経験でもチャレンジできる

RPAエンジニアは、とても将来性のある職種だと理解いただけたことでしょう。そして、実際にRPAツールを使ったことがなくても、Excel マクロやVBAを把握していれば、RPAエンジニアの仕事は大きな問題なくこなすことができると考えられ、未経験でもチャレンジできます。
とは言っても、開発経験やIT関連の基本的な知識は必要となりますから、まずはITエンジニアとなって開発経験を積み、その後RPAエンジニアを目指すというキャリアパスもあるでしょう。RPAやAI、IoTなどの技術普及が進むにつれ、そのようなスキルと経験を持ったエンジニアは必要とされていきますから、開発経験を積みながら新しいスキルを身に付けて、さまざまな場面で対応できるエンジニアを目指していくといいのではないでしょうか。

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