ネットワークエンジニアの派遣求人一覧あり!未経験もなれる?必要なスキルなどを解説
派遣の基礎知識をおさらい

派遣としてネットワークエンジニアで活躍する方法についてご紹介する前に、まず派遣とはどのようなものかおさらいしましょう。
派遣とは派遣会社に登録して、実際の仕事については派遣先企業で行う働き方です。正社員なら企業と雇用契約を結びますが、派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、給料についても派遣先企業ではなく派遣会社から支払われます。
派遣には「登録型」「常用型」の2種類があり、「登録型」は派遣会社に登録して、派遣先企業が見つかったときに雇用契約を結びます。一方「常用型」は、派遣会社の社員として派遣先企業に常駐する働き方です。
派遣という働き方は、労働日数や時間などの希望にあった案件を探しやすく、ライフワークバランスをとりやすいことがメリットです。また大手企業での仕事や大規模プロジェクトに携われる可能性もあり、自分の実績として活かすことができます。一方デメリットとしては、派遣社員として同じ職場で就業できるのが3年までと決められており、その後は別の就業先を探さなければならないことがあげられます。
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ネットワークエンジニアの基礎知識 (仕事内容など) をおさらい
ネットワークエンジニアの仕事について確認しましょう。ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークの設計から構築、保守、運用を行うエンジニアのことです。ネットワークを効率よく構築して、企業の業務の根幹を支えます。
一般的な仕事の流れとしては、クライアントが求めるシステムについてヒアリングを行い、それにもとづいて使用する回線やネットワークの構成などを提案書としてまとめます。クライアントからOKが出れば、実際にネットワークの基本設計を行い、ネットワーク機器の設置やケーブル配線などを行い、正しく動作するかテストして納品します。ネットワークエンジニアとして活躍するためには、WAM系、LAN系、インターネット系などのネットワーク技術はもちろん、DNS、WWWサーバなどの知識、IT全般に関する知識が必要になります。
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ネットワークエンジニアを目指せるのは何歳まで?
未経験でネットワークエンジニアを目指したいとき、何歳までならなれるのでしょうか?年代別にその可能性を探ってみましょう。
1:20代
20代なら、まったく経験がなくても意欲があればネットワークエンジニアを目指しやすいでしょう。実務経験を豊富に積んだ人材ではなく、今後伸びしろがある人材のポテンシャル採用を行うケースも多くあります。そのため経験よりも「これから学んでいきたい」「ゼロからでもがんばります」という熱意や意欲をアピールすることで、今後の可能性を買われて採用されることもあるでしょう。もちろんアピールを実現するためには、自分でIT関連の基礎的な知識を学んだり、関連する資格取得を行ったりすることが大切です。IT業界は全体的に人手不足の状態にあるため、若いうちなら経験がなくても採用されてキャリアアップしていける可能性があります。
2:30代
30代でも、未経験でネットワークエンジニアになる人もいます。ただし20代の未経験者と違うのは、これまでのキャリアを活かしてある程度の即戦力が求められる点です。例えばこれまで広告業界で働いていたのなら、広告会社ではどのようなネットワークが必要なのか理解しているはずです。その知識を活かして、どんなネットワークを設計するべきなのか、より現場に即した提案ができるでしょう。このように違う業界からネットワークエンジニアに転向する方も多いのですが、それまでの経験を活かすことが求められます。ネットワークエンジニアの現場で必要となるパソコンの基本操作やExcelを使い慣れておくのはもちろん、IT業界関連の資格を取得して、応募の際にアピールするのも有効です。おすすめなのは、ネットワークエンジニアなら取得しておくといいといわれるCCNAの資格です。CCNNをまず取得して、そのうえでネットワークエンジニアの仕事を探すといいでしょう。
3:40代以上
ネットワークエンジニアを含めIT業界では人材不足が進んでいますが、40代で未経験の方がネットワークエンジニアを目指すのは難しいのが現状です。業界に限らず40代で他業種や多職種へ転向するのが難しいのと一緒で、ネットワークエンジニアについても厳しくなるでしょう。ただし同じIT業界で実績を積んできた方なら、それまでの実績を評価されてネットワークエンジニアにキャリアチェンジできる可能性もあります。しかしネットワークエンジニアとしての経験がゼロであれば、仕事以外の時間を使って独学していく姿勢が必要です。また自分より若い世代が上司になり、仕事の指示を受ける環境になることを理解しておきましょう。
未経験でネットワークエンジニアになれる可能性

未経験でネットワークエンジニアになれる可能性は、若いうちなら高いといえます。ネットワークエンジニアの仕事には、実務経験がなくてもできる業務も多くあります。例えばプログラマーのように専門知識が求められる職種に比べると、未経験でも採用されやすい傾向にあります。さらに派遣社員としてネットワークエンジニアを目指すなら、派遣会社によってさまざまなスキルアップのサポート制度が整っている場合も多く、それらを利用して知識を高め、よりよい条件の仕事を探すことができるかもしれません。未経験であることは不利ではありますが、自分で勉強して知識を増やしていくことで、カバーして活躍していけるチャンスは多いにあります。
未経験OKなネットワークエンジニア求人の見つけ方とは?
では、未経験でもOKのネットワークエンジニアの求人はどのように見つけたらいいでしょうか。アルバイト、フリーランス、派遣、正社員のそれぞれの就業形態別に見てみましょう。
1:アルバイト
アルバイトなら「未経験でもネットワークエンジニアを始めやすそう」と思われるかもしれません。しかしIT業界やネットワークエンジニアのアルバイトの案件は、ほとんどありません。そのため、アルバイトからネットワークエンジニアとして始めることは現実的ではないでしょう。しかしインターンシップならIT業界でも行われているため、ネットワークエンジニアの仕事に携われるかは不明でも、まずインターンとして業界にチャレンジすることはできる可能性があります。
2:フリーランス
フリーランスとは、会社や団体などに所属しないで個人で企業と都度契約を結んで仕事を受ける働き方をいいます。フォトグラファー、デザイナー、ライターなどに多く、IT業界でもプログラマーなどの職種でフリーランスとして活躍している人がいます。しかしフリーランスとして働くためには、実績や経験を積んで十分なスキルを持っていることが条件となります。最初は企業に所属して経験とスキルを積んでから、フリーランスになるのが一般的なキャリアステップです。まずは正社員や派遣社員として経験を積んでから、フリーランスになることを考えましょう。
3:派遣
未経験でネットワークエンジニアを目指すなら、派遣社員として働くのがおすすめです。派遣のネットワークエンジニアの案件はとても多く、未経験もOKとしている案件も少なくありません。派遣なら時給が高めで、派遣会社のサポート体制も整っている場合が多いでしょう。自分が希望する勤務地や時給など、さまざまな労働条件で案件を探すことができて、ネットワークエンジニアを目指すキャリアパスを実現しやすいはずです。ぜひIT関連の派遣求人のサイトを訪れて、「ネットワークエンジニア」「未経験」などのキーワードで検索してみましょう。未経験でもどのくらいチャレンジ可能なのか、業界の動向も把握できます。
4:正社員
正社員のネットワークエンジニアを目指す方法もあります。派遣社員は、同じ職場で働ける期間が最大で3年間と決められています。正社員は恒久的に働けるため、採用のハードルは派遣の場合に比べてやや上がりますが、ネットワークエンジニアとしての確かなキャリアにつながるでしょう。しかし未経験であれば最初は給料が低めで、採用までのプロセスが派遣の場合に比べると長くかかります。しかし雇用されることになれば、経験を積んでいくことで給料アップやポジションアップも期待できます。さらに将来的には他のIT関連の職種にキャリアステップしたり、フリーランスとして独立したりすることもできるでしょう。
ネットワークエンジニアの年収はいくら?
ネットワークエンジニアの年収がいくらなのか見ていきましょう。転職サイトの調査結果によると、ネットワークエンジニアの平均年収は455万円でした。働き方や年代別に見ると、以下のようになります。
・20代(正社員)376万円
・30代(正社員)529万円
・40代(正社員)615万円
・50代(正社員)738万円
20代は376万円と年収は高くありませんが、年代が上がるほど着実に年収が上がっていることがわかります。特に40代、50代になれば、平均年収よりずっと高く、理想的な年収アップが叶うといえるでしょう。
派遣の場合は、時給制と月給制の給与体系があります。登録型の派遣は時給制が、常用型の派遣は月給制が多いです。
・派遣社員 時給1,600円~2,700円
・派遣社員 月収25~35万円
時給は1,600円から2,700円ほどと高めで、年収にすれば400万円から500万円ほどになります。
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ネットワークエンジニアになるための派遣会社の選び方
派遣社員としてネットワークエンジニアを目指したいなら、よりよい条件の案件を紹介してもらえて、サポート体制も整った派遣会社を選びましょう。こちらでは派遣会社の選び方のコツをご紹介します。
選び方①IT関連の案件が多いか
派遣会社はたくさんあり、それぞれによって取り扱う案件の傾向があります。ネットワークエンジニアを目指すなら、IT関連の案件が多い派遣会社を選ぶべきです。IT関連の職種に特化した派遣会社もありますので、どんな案件を取り扱っているのか、どの業界に強いのか見極めて派遣会社を選ぶといいでしょう。
選び方②希望に合った案件を紹介してもらえるか
登録型の場合、派遣会社に登録してからさまざまな案件を紹介してもらうことになります。その際、自分の希望の条件を伝えることはもちろん、どんなキャリアパスを描いていきたいのか、そのビジョンを明確に伝えるといいでしょう。それに沿った案件を積極的に紹介してもらえる会社がおすすめです。これまでのキャリアを活かして、ネットワークエンジニアとしてどんなステップを踏んでいきたいのかを描いていても、紹介される案件とマッチしなければ意味がありません。派遣会社のWebサイトをよく見て、どんな案件を多く取り扱っているのか、その派遣会社の強みは何なのかを調べるといいでしょう。
選び方③サポート体制が整っているか
派遣会社には、さまざまなスキルアップ支援を行っているところも多くあります。未経験の人がプログラミングや各種の資格を取得できるようにセミナーや研修を開いている、資格を取得できたら手当がもらえる、といったサポート体制が整っているといいでしょう。自分ひとりで勉強していくのは、効率の面でもモチベーションの面でも難しいものです。ぜひそのようなサポートを利用するといいでしょう。
選び方④選考プロセスが迅速か
派遣の場合、気になる案件があって応募する意思を伝えると、派遣会社がその旨を派遣先企業に伝えて、面談を受けることになるのが一般的です。面談を受けて双方の意向が合致すれば、契約を結んで実際の仕事が始まります。選考のプロセスは、できるだけ早いに越したことはありません。迅速に対応し、スムーズに仕事が決められるようにはからってくれる派遣会社は信頼できるでしょう。
派遣会社を有効活用する方法とは?
派遣のネットワークエンジニアを目指す方は、より条件のいい案件に出会うために、以下のことをおさえておくといいでしょう。
方法①最新の職務経歴書を用意しておく
気になる求人があったら、すぐに応募できるように最新の職務経歴書を常に用意しておくことがポイントです。求人を見つけてから職務経歴書を作っていたら、そこでタイムロスが生じてしまいます。職務経歴書を作るのに何日も時間がかかってしまった場合、その案件がなくなる可能性もあります。ピンとくる案件を見つけたときにチャンスを逃さないために、最新の職務経歴書をいつでも用意しておきましょう。
方法②求人情報を常にチェックする
派遣の求人は常に新しいものがアップデートされています。ですからいい案件を見つけるためには、定期的に求人情報をチェックすることが欠かせません。これという案件があったら、すぐに応募するのが大切です。毎週月曜日と木曜日にチェックするなど、自分でルールを決めて定期的に確認しましょう。
方法③興味を持った案件に応募する
気になる案件があっても、条件面で自分に合わないと思うことがあるかもしれません。しかし応募しなければ何も始まりません。スキルが不足していても、面談で意欲を評価してもらえる可能性もあります。興味を持った案件があれば、ぜひ積極的に応募しましょう。
派遣のネットワークエンジニアになるために必要な知識・スキル
ネットワークエンジニアを目指す方に求められる、知識やスキルについてご紹介します。
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知識・スキル①ネットワーク機器の知識
ネットワークエンジニアは、ネットワーク関連の設計や構築を行っていく仕事です。そのため、ネットワーク機器や通信技術に関する知識はマストです。ネットワークには、WAN系、LAN系、インターネット系などの技術があります。そういった知識から始まり、DNS、WWWサーバといったインターネット系の知識もおさえておきましょう。さらにネットワークに必要な個々の機器を接続しますので、それらの設定技術も求められるでしょう。またこれらの知識に加えて、実際に作業するときの技術やノウハウも必要です。
知識・スキル②セキュリティの知識
企業のネットワークシステムは、常に外部からサイバー攻撃などを受けるリスクがあります。情報が流出したり不正アクセスを受けたりし、何らかの被害が発生したら、企業は大きなダメージを負うことになります。実際にこれまで多くの企業が、サイバー攻撃で巨額の損失をこうむっています。そのためネットワークエンジニアはネットワーク構築に際して、セキュリティ面での知識を駆使しなくてはなりません。IRS、ファイアウォールなどの知識を持ち、セキュリティ面でも強いシステムの設計が求められるでしょう。また万が一セキュリティでトラブルが生じた場合、迅速かつ的確に対応する技術や知識も必要です。
知識・スキル③クラウドの知識
さまざまなデータの管理や書類のやりとりを、クラウドで行う企業が増えています。クラウド型サーバのように、クラウド上でシステム構築を行うケースも増加傾向にあります。ネットワークエンジニアは、そのようなクラウドでのシステム構築を依頼されることもあるでしょう。クラウドでネットワークを構築するために、クラウドに関する知識やその技術も習得しておく必要があります。
知識・スキル④コミュニケーション能力
ネットワークエンジニアは、相手がどんなシステムを求めているのか、現在の課題は何なのかなど、要望を聞いてシステムを構築していく仕事です。そのため、クライアントとコミュニケーションを取ることはとても大切なポイントになります。さらにチーム内でも、プロジェクトマネージャー(PM)やプロジェクトリーダー(PL)などと、仕事の状況について確認しながら進めていきます。仕事のあらゆる場面で人とやりとりする必要があるため、円滑にコミュニケーションできる力が求められます。
知識・スキル⑤CCNA
ネットワークエンジニアとして活躍したい方におすすめなのが、CCNA(Cisco Certified Network Associate)の資格を取得することです。CCNAは業界最大手のネットワーク機器メーカー、シスコシステムズが認定している資格で、ネットワークエンジニアのエントリー資格として位置づけられているものです。試験内容はネットワーク構築を中心にした知識を問うもので、ネットワーク構築、運用管理などについて出題されます。ネットワーク関連の仕事では、CCNAの取得を最初のステップとして設けている企業もあるほどです。未経験でネットワークエンジニアを目指したいなら、まずCCNAの資格取得を目指すといいでしょう。
ネットワークエンジニアへのIT派遣なら”ブレーンゲート”で
「ブレーンゲート」は、IT業界や移動体通信業界に特化した派遣求人情報サイトです。ネットワークエンジニアをはじめ、ITやエンジニアの派遣で仕事を探したい方に向けて、多くの派遣求人情報を毎日更新して紹介しています。扱う案件は、大手企業からベンチャー企業、日本企業、外資系企業など多岐にわたり、希望のキャリアパスを実現しやすいでしょう。また提携するスクールでの各種講座を受けて、スキルアップも目指せます。「ブレーンゲート」でのネットワークエンジニアの派遣について、一度考えてみてはいかがでしょうか。
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派遣のネットワークエンジニアでIT業界のキャリアパスを実現しよう
高い時給で、自分の希望する条件の仕事につけるのが派遣という働き方です。未経験でもネットワークエンジニアの職種につきやすく、IT業界でのキャリアステップとなる可能性が開けてきます。派遣にはデメリットもありますが、それを上回るメリットが多くあります。派遣で、ネットワークエンジニアとして活躍する選択肢も検討してみましょう。
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