データベースエンジニアとは?仕事内容や年収、役立つ資格について解説!

データベースエンジニアとは

データベースエンジニアとは、コンピューターのデータベース(DB)やデータベース管理システム(DBMS)を扱う専門家のことです。情報の貯蔵庫ともいうべきデータベースの開発・設計・管理・運用を担当しており、システムの専門家であるシステムエンジニア、サーバの専門家であるサーバエンジニアなどとは、それぞれ携わる業務が異なります。

データベースエンジニアの主な仕事内容

ここからは、データベースエンジニアのおもな仕事内容を見ていきましょう。システムの基盤になるデータベースの開発・設計、管理、運用と担当する業務によって、その名称も異なります。

①データベースを開発・設計する

データベースエンジニアの開発・設計担当がソフトウェアエンジニアです。OracleやMicrosoft SQL Serverなどのデータベース製品を使用し、企業が管理を望む情報の種類や属性を踏まえ、最適なデータベースの開発・設計をおこないます。

②データベースを管理する

データベースエンジニアの管理担当がハードウェアエンジニアです。インフラやSQLのチューニング、パラメータ設定の見直し、ストレージ・サーバの最適化や使用効率の最大化を図るなど、データベース内の情報を長期的に保存することが主な業務となります。

③データベースを運用する

アクセス権の管理、データのバックアップなど、稼働しているデータベースの運用も、データベースエンジニアの業務になります。運用系エンジニアと呼ばれ、情報漏洩・データ改ざんなどのセキュリティリスクを回避することも、重要な役割のひとつです。

データベースエンジニアの平均年収

データベースエンジニアの平均年収は500万円前後です。ITエンジニアの平均年収が450万円とされているため、ITエンジニアの中では、やや高めの年収といえるでしょう。ただし、あくまでも平均年収であり、雇用形態やスキル、保有資格などによって大きな個人差があります。

データベースエンジニアに求められるスキル

データベースエンジニアに求められるものは、プログラマーやシステムエンジニアとしての実務経験です。また、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL ServerといったDBMSの製品に関する知識、AWSやMicrosoft AzureやGCPなどのクラウドに対する知識も挙げられます。さらに、他エンジニアとのコミュニケーション能力やビジネスマインドなども重視されるスキルのひとつです。

データベースエンジニアの適性がある人

膨大な情報を格納するデータベースの開発・設計・管理・運用をおこなうデータベースエンジニアには、物事を論理的に捉えられる思考の持ち主が適正とされています。また、整理整頓が好きな人や几帳面な人も、高い適正があるといえるでしょう。さらに、緻密さ、根気強さ、物事を俯瞰で見る能力なども、データベースエンジニアの資質に挙げられます。

データベースエンジニアになるメリット

ここからは、データベースエンジニアとして働くメリットを見ていきましょう。システム開発の中枢を担うデータベースに特化した職種ならではの、大きな魅力があるようです。

メリット①:幅広い業務範囲

データベースエンジニアになるメリットは、その幅広い業務範囲です。データベースの開発・設計・管理・運用と担当する業務の選択肢が多いことから、1種の職種でありながらも、さまざまな実務を経験できるため、ITエンジニアとしてのスキルアップやキャリアアップが望めます。

メリット②:主要スタッフに抜擢されやすい

システム開発プロジェクトにおいて、主要スタッフに抜擢されやすい点も、データベースエンジニアとして働く大きなメリットになります。数が少ないデータベースやDBMSの専門家は、その設計や構築に必要不可欠であり、企業やチームにとって、非常に価値ある存在だからです。

メリット③:企業貢献を感じられる

企業が所有する膨大なデータは、利益につながる重要な情報資産です。その資産をデータベースによって管理・運用する役目を担うデータベースエンジニアは、企業に対する貢献度をダイレクトに感じることができます。商品開発、顧客管理、セキュリティ対策など、企業の業績に直結した仕事に携われるところも、データベースエンジニアになるメリットといえるでしょう。

データベースエンジニアとして働くうえでの厳しさ

データベースエンジニアとして働く場合、仕事である以上、当然のことながら、シビアな一面もあります。それが、企業やサービスの成長性・実務フロー・目的などを考慮した的確なデータベースの設計を求められることです。また、情報漏洩・不正書き込み・データ改ざんなど、企業のデータを守る重要な役割と責任を担うため、そのプレッシャーやストレスは、かなり大きなものになります。

データベースエンジニアのキャリアパス

他のITエンジニアよりも、幅広い職域を持つデータエンジニア。考えられるキャリアパスには、まず、システム開発プロジェクトのリーダーやマネージャーが挙げられます。また、ITコンサルタントやアプリケーション開発エンジニアも目指しやすい職種です。さらに、統計学を学べば、データアナリストやデータサイエンティストへのキャリアパスも可能となるでしょう。

データベースエンジニアにおすすめの資格とは

ここからは、データベースエンジニアを目指すうえで、役立つとされるおすすめの資格をご紹介します。それぞれの概要や難易度などを事前に把握し、自分に必要な知識や技術を習得すれば、ITエンジニアとしてのスキルアップにつながるはずです。

資格①:情報処理技術者試験

情報処理技術者試験は、数あるIT系資格の中でも、唯一の国家資格です。ITエンジニアとしての知識や技術を認定する資格であり、その高度な基本スキルを認める基本情報技術試験と、ワンランク上の応用力を認める応用情報技術試験とに分かれます。合格率は、基本情報技術試験で約20%、応用情報技術試験で約16%と難易度の高い資格です。

資格②:OSS-DB技術者認定試験

データシステムの設計・開発・運用などに関する高度なスキルを証明できる資格がOSS-DB技術者認定試験です。大規模なデータシステムの改善や運用管理、コンサルティングに関する知識を認定するGoldと比較的小規模なデータシステムの設計~運用の基礎知識を認定するSilverの2種類に分かれます。Goldが60%程度、Silverが70%程度の合格率です。

資格③:オラクルマスター

日本オラクル社が主催する知名度の高いオラクルマスターも、おすすめの資格です。データベースに関する高度な知識と技術を証明するものであり、Bronze、Silver 、Gold、Platinumの4段階に分かれており、データベースエンジニアを目指す場合、Silver以上の取得を視野に入れるとよいでしょう。正解率60%以上がSilverの合格ラインです。

データベースエンジニアは職業選択の幅広さが魅力的

近年、企業が抱える膨大なデータは、価値ある情報資産とも呼ばれ、有益な営業戦略の要にもなっています。そのようなビッグデータの貯蔵庫であるデータベースの開発・設計・管理・運用に携わる専門家がデータベースエンジニアです。IT技術者の中でも、希少性の高いデータベースエンジニアを目指すことで、将来的に、自身のスキルアップやキャリアパスへ確実につながることでしょう。厳しい一面も持つ職種ですが、フレキシブルな業務範囲や企業貢献に対する満足度など、メリットの多い魅力的な仕事であることに違いありません。

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