AIプログラマーとは?仕事内容や年収、必要なスキルや具体的ななり方について徹底解説

AIプログラマーとは

AIプログラマーの仕事内容は?

AIプログラマーは、AIシステム開発のプログラミングを担当し、AIを使った製品やサービスを作るのが仕事です。また、モデルの作成・開発から運用までのすべての工程を担当するケースもあります。

AIプログラマーの平均年収は?

AIプログラマーの平均年収は定かではありませんが、プログラマーという職業自体の平均年収は443万円といわれています。ただし、業種や業界によって平均年収は異なります。

なお、プログラマーが扱うプログラミング言語によっても年収は異なります。たとえば、AIプログラマーの主要言語であるPythonが扱えるのであれば、約650万円前後とされています。また、これに加えて専門性があれば、年収1000万円超えも夢ではありません。

AIプログラマーのキャリアパスは?

AIプログラマーのキャリアパスには、AIシステム全般を担う「AIエンジニア」や、機械学習を専門とする「機械学習エンジニア」があります。

AIプログラマーとAIエンジニアの違いとは?

AIプログラマーとAIエンジニアの違いは、担当の範囲です。AIプログラマーは開発工程のプログラミングを担当するのに対し、AIエンジニアはAI関連の技術職全般のことをいいます。なお、AIエンジニアは大きく3つにわかれており、「機械学習・深層学習エンジニア」「データ分析者」「データサイエンティスト」があります。
AIエンジニアになるには? 必要なスキル・知識

AIプログラマーの需要について

AIプログラマー不足は世界的に深刻

AIプログラマーの需要は、年々増える一方です。そのため、AIプログラマーは世界的に不足状態となっており、深刻な問題となっています。

将来的なAIプログラマーの需要予測

深刻な問題となっているAIプログラマー不足ですが、今後、AIプログラマーは需要があるのでしょうか。富士キメラ総研が発表した2020年の「AI(人工知能)ビジネス総調査」によると、2025年までにAIビジネスの需要が倍増することが予想されています。そのため、AIプログラマーの需要もより一層高まると考えられます。

AIプログラマーはどのような業界で活躍できる?

AIプログラマーの活躍が期待されている業界には、自動車業界、金融業界、医療業界などがあります。自動車業界では、AIを使ったプロダクト開発が進められているためです。金融業界、医療業界では、多くのデータを扱うことから、今後AIの活用がますます増えていくと推測され、そのことからAIプログラマーが活躍できると考えられます。

AIプログラマーが習得すべきスキル

Pythonでのコーディングスキル

AI開発ができる言語には、「Python」「R」「C++」「Julia」「C」があります。なかでも人気のあるプログラミング言語は「Python」です。その理由には、初心者でも文法がシンプルでコードが読みやすく、習得しやすいことが挙げられます。また、Webアプリの開発などにも利用されるのも特徴で、WebアプリとAIを組み合わせたサービスを開発したいときにPythonがよく使われることから、習得しておいて損はないでしょう。

機械学習ライブラリの実装スキル

AI開発では、機械学習ライブラリを駆使して開発を行います。そのため、ライブラリやフレームワークといった基本知識を身に着け、実装スキルを習得しておく必要があります。

数学や統計に関する知識・理解

AIプログラマーにとって、数学と統計学の知識は不可欠です。数学は、AIの基礎や正確性を高めるために必要となります。なかでも、微分積分、線形代数は必須です。統計学は、データに基づいた新たな可能性を引き出す際になくてはならない知識です。

これらの基礎知識はもちろん、理解を深めておくと、AIプログラマーとして働くうえで大いに役立つことでしょう。

データベースの構築やデータの処理スキル

機械学習では、さまざまなデータを活用し、データの解析、データモデリング、必要に応じてデータを抽出・集計を行います。また、どのデータを学習させるのかを導くためには、ビッグデータ解析のスキルが必要です。そのほか、クラウド環境を利用する際には、データベースの構築やデータ処理のスキルも必須となります。

AIプログラマーにおすすめの資格

G検定・E資格:日本ディープラーニング協会

G検定・E資格は、どちらも一般社団法人日本ディープラーニング協会が主催する検定・資格です。

G検定は、ディープラーニングの基礎知識・能力を検定します。ディープランニングの基礎知識をはじめ、事業でどのように活用するかが問われます。

E資格は、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定するもので、エンジニア向けの資格となっています。この資格は、AIに関連する資格として知名度が高いので、取得すれば就職に有利に働くでしょう。ただし、E資格には受験資格があり、公式の認定プログラムを修了する必要があります。

統計検定

一般財団法人統計質保証推進協会が主催する検定です。この検定では、統計に関する知識や活用力を評価します。この検定がAIプログラマーにおすすめの理由は、統計学の知識がAIの開発や実装に利用されるためです。

なお、統計検定には、1級~4級までのレベルがあります。2級以上に合格すれば、AIプログラマーに必要な統計学の知識・能力が十分に備わっていることを証明できるでしょう。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が運営している資格試験です。この試験は、「Pythonエンジニア認定試験」の試験区分のひとつとなります。Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法といった問題が出題され、問題数は40問、出題形式は選択式で行われるのが特徴です。

AIプログラマーになる方法

独学でAIに関して学ぶ

AIプログラマーになる方法のひとつが、独学でAIに関して学び、知識、技術を身に着けることです。AIに関する本やプログラミングなどが学べる参考書、インターネット上にある情報などを参考に、学ぶとよいでしょう。独学なら、あまりお金をかけずに学べるのがメリットです。ただし、独学で知識や技術を身に着けるには、膨大な情報のなかから正しい情報を得ることが必要となります。

プログラミングスクールを活用する

プログラミングスクールに通い、AIプログラマーに必要なスキルを習得するのもひとつの方法です。昨今のプログラミングスクールには、オンライン形式のものもあり、スクールに通うことなく、好きな時間、好きな場所で学べるところもあります。社会人として働いていたり、学校に通っている人は、そういったタイプのスクールを選ぶことをおすすめします。

未経験可能な求人に応募する

ある程度プログラミングの技術や経験がある方は、未経験でも入社可能な求人に応募する方法もあります。AIプログラマーに関する資格や数学・統計学の知識などがあれば、入社できる可能性が高まります。この方法だと、あらかじめ経験やスキルが必要にはなりますが、効率よくAIプログラマーになれる方法です。

今後注目されるAIプログラマー

AIプログラマーの需要は、今後ますます高まることが予想されます。この記事で紹介した必要なスキルを習得し、AIプログラマーを目指してみてはいかがでしょうか。

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