独学でできるSQLの勉強方法とおすすめの本・サイトを紹介!初心者~上級者まで

SQLとは何のこと?

SQLとは「Structured Query Language」の頭文字をとった略語であり、データベースの操作・定義・制御など、さまざまな処理に使用されるデータベース言語を意味します。プログラミング言語と異なり、コマンドを発行し、データベースの操作をおこなう点が特徴です。

SQLの必要性とは?

データベースを操作するうえで、大半のデータベース言語はSQLが使われています。また、現在最も使われているデータベースであるRDBの共通言語であるため、SQLの必要性は、非常に高いものといえるでしょう。

初心者がSQLを習得するまでの3STEP

SQLを習得するためには、効率よく手順を踏むことが重要なポイントです。ここでは、初心者がSQL習得までの流れを3段階に分け、STEPごとにご紹介します。

STEP①基礎知識の把握

最初のSTEPは、SQLの基礎知識を把握することです。おもに、データベースをSQLで操作・定義・制御するための基本的な定型文を覚えます。所要時間は20時間~30時間ほどを見るとよいでしょう。

STEP②練習問題の取り組み

SQLの基礎知識がある程度把握できたら、練習問題を解いていきます。基本問題から応用問題まで、各問を復習しつつ取り組んでください。所要時間は10時間~20時間ほどです。

STEP③データベースの環境構築と操作

最後のSTEPは、データベースの環境構築と操作です。実際に、データベース管理システムを導入し、実践的なスキルを身につけるため、SQLでテーブルを作成、データベースを操作してください。所要時間は25時間~35時間ほどになります。

SQLの勉強をする3つの方法

ここでは、SQLの習得に最適な勉強方法を3つご紹介します。

本・書籍

SQL関連の本や書籍は、初心者向け・経験者向け、それぞれ多数出版されています。初心者は、付属のCD-ROMや指定URLのダウンロードによって、データベースの環境を用意できる本がおすすめです。

Webサイト

Webサイトを使った勉強もおすすめの方法です。初心者の場合、無料学習サイトや無料動画、YouTubeなどを利用すれば、SQLを取得する足がかりになります。

スクールの受講

有料スクールに通い、プロ指導の下でSQLを学ぶ方法になります。メリットは、自分のレベルにあった授業を受けられること、不明点を講師に直接質問できることです。

SQLの勉強におすすめの本・書籍4選

ここからは、SQLの勉強におすすめの本・書籍を初心者と経験者別に分け、それぞれ2部ずつご紹介します。

初心者におすすめの本・書籍

・SQLの絵本 第2版 データベースが好きになる新しい9つの扉

初心者にも分かりやすくSQLを解説している本です。イラストが多用されている点が特徴であり、SQLの入門編に最適な構成となっています。

・スッキリわかるSQL入門 第2版 ドリル222問付き!

SQLやデータベースの基礎が学べる初心者向けの内容です。特典として222問の練習問題やクラウドの実行環境が用意されています。

経験者におすすめの本・書籍

・達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

幅広いデータベースに対応している経験者向けの1冊となっています。開発現場でも活用しやすい実践的なコーディング事例も数多く掲載されている点が特徴です。

・Effective SQL

状況に応じたSQLの記述に必要なヒントやポイントを具体的に解説した上級向けの参考書です。全部で61のTipsが集められています。

SQLの勉強におすすめのWebサイト4選

ここからは、SQLの勉強におすすめのWebサイトを初心者と経験者別に分け、それぞれご紹介します。すべて無料のため、気軽に活用してみましょう。

初心者におすすめの無料サイト

・Progate

データ取得やテーブル作成など、SQLの基礎が無料で学べるユーザー数140万人超えのWebサイトです。スライド式で分かりやすい点が特徴となっています。

・Paizaラーニング

3分間の動画を見ながら、SQLの基礎知識やデータベースの作成が習得できます。自分でSQLを書けるスペースが用意されている点が大きなメリットです。

経験者におすすめの無料サイト

・Codecademy

ブラウザ上でSQLを書けるため、実践的なアプローチが身につく経験者向けの英語Webサイトです。データ分析を学べるコースが用意されています。

・DBOnline

MySQL、SQLite、PostgreSQLといった3種の基本や応用を、具体的なサンプルにそって学べます。各データベースの関数の使い方も習得可能です。

SQLの知識で取得が目指せる資格とは

ここからは、SQLのスキルを有することで、取得が目指せる資格をご紹介します。どれも試験内容にSQLの知識や技術を必要とする点が特徴です。

Oracle Master

オラクル社製品であるオラクルデータベースの認定資格です。SQLの知識や技術を必要とする問題も含まれているため、自分のSQLスキル向上も目指せます。

マイクロソフト認定資格

SQLサーバで活用されるT-SQLの知識や技術の力量を評価する資格になります。マイクロソフトが主催するデータベース関連の認定資格です。

オープンソースデータベース技術者認定資格

PostgreSQLをはじめとするオープンソースデータベースの技術者を認定する資格です。日本独自の試験であり、SQLの学習にも使える点が特徴となっています。

SQLを勉強するメリットと活かせる仕事

ここからは、SQLを勉強することによって得られるメリットを見ていきましょう。また、実際にSQLのスキルが活かせる仕事もご紹介します。

メリット①業界内の汎用性が高い

国際標準化機構に国際規格と定められているSQLは、汎用性の高さが大きなメリットになります。IT業界内では、世界中で共通言語と認識されているため、データに関する仕事においては、分野や環境、国内外を問わず、必要とされるスキルです。

メリット②職業選択の幅が広がる

ビックデータ化が進む近年では、データベースが重視されるようになり、業界内では、SQLの知識や技術が必要不可欠となるはずです。この観点からも、SQLを取得しておけば、IT業界内における職業選択の幅が広がるでしょう。

活かせる仕事①データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計・構築・運用・管理まで、SQLを用いるすべての工程において必要とされる職業です。特に、ビッグデータを取り扱う企業の大規模システムには必須の人材とされています。

SQLが活かせる仕事②データサイエンティスト

データ分析基盤の構築やデータ分析を担う仕事がデータサイエンティストです。企業が保有する膨大なデータを傾向分析し、その結果からマーケティングに重要な情報を引き出します。

SQLの需要と将来性

SQLは、IT業界内でも需要の高いスキルに位置づけられています。データベース言語として、システムの新旧を問わずに使える、クラウドサービスへの優れた適応力などがあるからです。これらの理由からも、SQLの将来性は、安定しているといえるでしょう。

SQLはデータベースの設計・運用に欠かせないスキル

世界共通のデータベース言語として使われているSQL。将来性や需要のある技術であり、企業の膨大なビックデータを支えるデータベースを設計・運用するためにも、SQLは、絶対に欠かせないスキルです。初心者がSQLを習得するためには、基本的な定型文を覚えることが重要なポイントになってきます。しっかりと基礎を学ぶために、本や書籍、無料のWebサイトなどを有効活用し、効率的にSQLのスキルを習得してください。

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