Linux関連資格「LinuC」「LPIC」とは?取得に向けた勉強方法や難易度についても解説!

Linuxに関連する資格「LinuC」「LPIC」とは

そもそもLinuxに関連するLinuCやLPICとは、具体的にどのような資格になるのでしょうか?ここでは、日本市場向けLinuCと世界水準のLPIC、それぞれの概要をはじめ、各レベルの概要や受験詳細を解説します。

LinuC【日本市場向け】

Linuxの資格でもLinuCは、日本市場でシェア率が高いLinuxディストリビューションのUbuntuやDebianを中心にテスト問題として採用している認定資格試験です。2018年3月1日に始まったLinuCは、基礎的なLinuCレベル1から、難関のLinuCレベル3までの3段階に分かれています。

IT資格といえば LinuC | Linux技術者認定試験 リナック

LinuCレベル1 Version 10.0

LinuCレベル1は、IT技術者の基礎となる実務スキルを認定する資格です。Linuxシステムの基本操作とシステム管理の能力を問われ5年以内に101試験と102試験の両方に合格しなければなりません。

受験費用:1試験あたり15,000円(税別)
試験実施方式:コンピューターベーステスト(CBT)、団体受験用のペーパーテスト(PBT)
問題数:約60問
試験時間:90分
会場:①全国各地の試験センター②オンライン受験(OnVUE受験)のいずれか
日時:受験者の希望する日時(予約の空き状況次第)
合否結果:受験終了後、その場で確認(PBTの場合、数週間後に郵送などで合否連絡)
平均勉強期間:1ヶ月〜3ヶ月

LinuCレベル2 Version 10.0

LinuCレベル2は、Linux技術者として必要なLinuxシステムの設計や構築、運営や管理など、高い技術スキルを認定する資格です。前提条件として有効なLinuCレベル1の認定を持ったうえで5年以内に101試験と102試験の両方に合格する必要があります。

受験費用:1試験あたり15,000円(税別)
試験実施方式:コンピューターベーステスト(CBT)、団体受験用のペーパーテスト(PBT)
問題数:約60問
試験時間:90分
会場:①全国各地の試験センター②オンライン受験(OnVUE受験)のいずれか
日時:受験者の希望する日時(予約の空き状況次第)
合否結果:受験終了後、その場で確認(PBTの場合、数週間後に郵送などで合否連絡)
平均勉強期間:3ヶ月~半年

LinuCレベル3

LinuCレベル3は、Linux専門家として最高レベルのスキルを認定する資格です。有効なLinuCレベル2の認定を持つことが前提条件であり、Linuxの各分野に特化し300試験、303試験、304試験のいずれかのひとつに合格することで、認定を受けられます。

受験費用:1試験あたり16,500円(税別)
試験実施方式:コンピューターベーステスト(CBT)
問題数:約60問
試験時間:90分
会場:受験者の希望する全国各地の試験センター(予約の空き状況次第)
日時:受験者の希望する日時(予約の空き状況次第)
合否結果:受験終了後、その場で確認
平均勉強期間:半年〜1年

LPIC【世界水準】

LPICは、Linuxにおける世界水準の資格試験です。LPIC-1、LPIC-1、LPIC-3の3段階に分かれる試験は、Linux公式のスキルを判断基準としおり、日本国内の受験者数が約20万人以上、世界受験者数は60万人を超える国際的な認定資格とされています。

Linux Professional Institute(LPI)

LPIC-1

LPIC-1は、実務で必要なLinuxの基本操作のスキルとシステム管理の能力を認定する資格です。LPIC-1には、受験するための前提条件はありません。101試験と102試験の両方に5年以内で合格する必要があります。

受験費用:1試験あたり15,000円(税別)
試験実施方式:コンピューターベーステスト(CBT)
問題数:約60問
試験時間:90分
会場:受験者の希望する全国各地のピアソンVUE試験会場
日時:受験者の希望する日時(予約の空き状況次第)
合否結果:受験終了後、その場で確認
平均勉強期間:1ヶ月〜3ヶ月

LPIC-2

LPIC-2は、より実践的なLinux技術者としての能力を問われ、Linuxの高度な管理、サーバ環境構築管理などのスキルを認定する資格です。前提条件として、有効なLPIC-1の認定が必要であり5年以内に201試験と202試験の両方に合格しなければなりません。

受験費用:1試験あたり15,000円(税別)
試験実施方式:コンピューターベーステスト(CBT)
問題数:約60問
試験時間:90分
会場:受験者の希望する全国各地のピアソンVUE試験会場
日時:受験者の希望する日時(予約の空き状況次第)
合否結果:受験終了後、その場で確認
平均勉強期間:3ヶ月~半年

LPIC-3

LPICの中でも、最上位試験となるLPIC-3は、最高レベルのスキルを保持するLinux専門家として認定する世界水準の資格です。300試験、303試験、304試験と3種類の試験があり、いずれかひとつに合格すれば、その試験内容分野のエキスパートとして認められます。前提条件として、有効なLPIC-2の認定を保有している必要があります。

受験費用:1試験あたり30,000円(税別)
試験実施方式:コンピューターベーステスト(CBT)
問題数:約60問
試験時間:90分
会場:受験者の希望する全国各地のピアソンVUE試験会場
日時:受験者の希望する日時(予約の空き状況次第)
合否結果:受験終了後、その場で確認
平均勉強期間:半年~1年

Linux関連資格の取得に向けた勉強方法

ここからは、Linux関連資格の取得に向け、最適な勉強方法をご紹介します。おすすめの参考書や問題集、情報サイトをそれぞれ3つ厳選しました。

1週間でLPICの基礎が学べる本

Linux関連の取得を目指す際に、効率的な試験対策をおこなうための基礎が学べる初心者向けの参考書です。Linux入門書の役割を担い、練習問題も豊富に掲載されています。まさに、タイトル通り1週間でLPICの基礎が学べる本といえるでしょう。

Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集

Linux教科書は、LPICレベル1の取得に向けて101試験と102試験の対策問題が両方掲載された問題集です。LPICレベル1の試験範囲をすべて網羅した内容となっています。各問題とともに、回答の解説が詳細に記されているところも、嬉しいポイントです。

LPICイージス

LinuCやLPICの取得に特化した資格試験対策用の学習サイトがLPICイージスです。効率的にLinuxの知識を学ぶため、参考書と同じように順序立ててまとめられた内容となっており、非常に優れたweb教科書となっています。

Linux関連資格を取得するメリット

LinuCやLPICのLinux関連資格を取得すれば、就職や転職、実務において、数多くのメリットが期待できます。具体的には、どのようなメリットがあるのでしょうか?

メリット①:グローバルな活動範囲を手にできる

Linux関連資格の中でも、LPICは、Linuxに関する知識と技術力を認定する世界水準の資格です。世界に通じるLPICの資格を得ることにより、IT技術者として日本国内のみならず、国外にも目を向けられるため、活躍の幅がグローバルに広がります。

メリット②:Linuxのスキルアップにつながる

LPICやLinuCの資格取得に向けた学習の過程で、Linuxに関する専門的な基礎知識が体得できます。Linuxの構築や運用といった標準的な知識は、実践向きのスキルを身につけるためにも役立ち、自然とLinuxの技術力が向上するでしょう。

メリット③:就職・転職・キャリアップに有利

LPICやLinuCを取得すれば、Linuxの専門知識をアピールすることができます。サーバOSやアプリケーションの動作環境など、幅広く使われているLinux。しかし、Linux関連資格を有するIT技術者がまだ少ないため、就職や転職の活動、社内のキャリアアップに向け、非常に有利となるのです。

IT技術者としてのハイスキルを証明できるLPICやLinuC

LPICやLinuCは、IT技術者のLinuxにおけるスキルや知識を公式に証明できる認定資格です。Linux関連資格を取得することで、就職や転職、社内でのキャリアアップにも有用であり、世界水準のLPICならば、海外での活躍も夢ではありません。また、LPICやLinuCを取得するための学習は、Linuxに関する知識や技術を身につけられるため、実務にも役立てられるようになります。受験勉強の際は、LPICやLinuCの各レベルに特化した参考書や問題集、専門スクールなどを効率よく利用し、Linux関連資格の認定を得られるように努めるとよいでしょう。

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