ITサービスマネージャ試験の概要と難易度を知ろう!

ITサービスマネージャ試験の概要と難易度を知ろう!

ITサービスマネージャは、システムエンジニアの中でも、コストを効率化させるシステムを提案、運用、管理する責任者を対象とした国家資格です。資格の取得には、高い技術と併せて会社の運営や、コスト管理についての高度な知識が求められることが特徴。中には、実務経験がなければ解答が難しい問題もあり、高い難易度の試験として知られています。ここでは、ITサービスマネージャ試験について紹介します。

ITサービスマネージャの試験概要と求められる技術水準

ITサービスマネージャ試験は、情報処理推進機構が主催する情報処理技術者試験(※)の一つです。この試験は2009年から施行されているもので、取得することで企業の情報システムについて、安定稼働、障害対処をする能力があることを証明できます。さらに、システムの継続的な改善を行い、安全性の向上や、効率化を図るための管理責任者に就くことが期待されています。

こういった背景から、情報処理推進機構では受験者へ求める技術水準として、システムの運用管理に関する能力、さらに改善策の立案や実施、障害復旧、下位者へのサポートやマネジメントに関する能力を有することを設けています。

※情報処理技術者試験:ITサービスマネージャ試験を含む、情報処理技術者としての知識や技能が、一定以上であることを認定する試験。

ITサービスマネージャ試験の難易度

ITサービスマネージャ試験は、技術面に始まり情報システム運用のマネジメントに関する知識までを問われるため、難易度が非常に高いことが特徴です。毎年の合格率もおよそ12~14%となっており、合格するためには実務経験と専門知識の両面から対策をしなければなりません。

情報処理推進機構ではITサービスマネージャをスキルレベル4と設定しており、これは4段階に分類されるスキルレベルの内で最高難易度に相当します。

ITサービスマネージャの試験内容

ITサービスマネージャ試験は、毎年秋季に開催されています。試験時間は、計5時間(休憩時間除く)となっており、試験を最後までやり抜く集中力も必要です。試験区分は、午前と午後でそれぞれ2つずつに分かれており、出題内容や解答形式が異なります。

午前Ⅰ(50分)、午前Ⅱ(40分)

午前Ⅰの試験はマークシート形式で、30問が出題されます。100点満点中60点の獲得で試験通過となります。この試験では、ITサービスに関する専門知識だけでなく、システム監査を始め幅広い範囲から出題されることが特徴です。

午前Ⅱはマークシート形式で全25問出題され、基準点は100点満点中60点です。午前Ⅰ試験と比べると、より専門性の高い知識が求められ、難易度が高くなっています。

午後Ⅰ(90分)、午後Ⅱ(120分)

午後Ⅰは、記述形式3問のうち、2問を選択解答する試験です。問題文が長く、設問の意図を正確に汲み取る能力が求められます。中には、実務経験がなければ解答が難しい問題もあるようです。

午後Ⅱは論述形式で、2問中1問を選択して解答する試験です。自身の業務における管理プロセスについて、1,000文字前後で執筆する小論文が課せられます。指定文字数が多いため、要点を掴みながら書く練習が必要です。

ITサービスマネージャの資格を活かせる仕事

近年では幅広い業界で、クラウドコンピューティングを始めとした業務システムを採用して、業務の効率化を図っています。ITサービスマネージャは、こういった情報システムの安定提供を図る人材として、システム開発会社や、企業のシステム管理や運用部門での活躍が見込まれます。

国家資格であるため信頼度も高く、裁量権が大きなポジションを目指す人のキャリアアップに有効な選択肢となるでしょう。

ITサービスマネージャ試験は、非常に難易度が高いことで知られています。それだけに、合格した際の見返りは大きく、将来的に企業でのシステム開発や運用に携わるキャリアプランを描いている人にとっては、ぜひ取得したい資格です。上記の内容を参考に、ITサービスマネージャ試験の合格を目指してみてはいかがでしょうか。

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