AWS認定資格一覧まとめ!種類や難易度、勉強方法まで完全ガイド
AWSの資格とは?

「AWS」とはアマゾン社のクラウドサービス(Amazon Web Services)のことで、「AWS認定資格」とはAWSの専門知識を認定する資格です。AWS認定資格は全部で11種類あり、AWSの知識をつけながらクラウドネットワークについて学ぶことができます。
日経クロステックが2020年に行った「IT資格実態調査」で、AWS認定資格は、保有する資格の第2位にランクインしました。2019年の調査では4位だったので、1年間でランクが2つアップ。今IT業界で高く評価されている資格とわかります。そのため、多くの企業がこのAWSを導入してきています。
2020年「IT資格実態調査」日経クロステック https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01436/
AWSの認定資格を取るメリット
AWS認定資格がとても注目度の高い資格だとわかったところで、この資格を取得することにどんなメリットがあるでしょうか?
メリット1:業界でニーズの高い資格を取得できる
AWS認定資格は、IT業界でとてもニーズが高いスキルを身につけることができます。しかも新型コロナウイルスをきっかけにリモートワーク・テレワークが普及したことで、クラウドコンピューティングサービスの利用がますます広がっています。クラウドコンピューティングサービスの中でも代表的なのがAmazon社のAWSですから、AWSの認定資格を取得したエンジニアはとても重宝され、就職や転職でも有利になると考えられます。
メリット2:AWSの専門知識の証になる
企業がAWSを利用すると、コストを抑えながら高性能なコンピュータにアクセスでき、インストールなどの作業無しですぐにサービスを利用できるなど、多くのメリットがあります。だからこそAWSを導入する企業が増えており、AWSのスキルを持っている人の存在が大切となります。AWS認定資格は、AWSのクラウドサービスに関する専門知識を持っている証であり、そのスキルをアピ―ルすることに繋がります。
メリット3:最新の情報を学べる
AWSの情報は常にアップデートされていきます。そのため、AWSの認定資格には有効期限が設けられており、Amazonは継続的に学習することを推奨しているのです。一度取得したAWS認定資格でも、常に新しい情報を学び続けることで、最新のスキルを身に付けられます。
AWSの認定資格を取ると良い人

AWSの認定資格をおすすめしたいのは、次のような人です。
取ると良い人1:AWSエンジニアを目指す人
クラウドエンジニアの中でも人気の高いAWSエンジニア。AWS関連の専門知識を兼ね備えたAWSエンジニアを目指す人には、この資格は最適と言えるでしょう。
取ると良い人2:営業・管理部門担当者
クラウドコンピューティングサービスの需要が高まっており、営業担当者や管理部門の担当者でも、入門レベルの知識を持っていると役立つ場面が出てくるでしょう。AWS認定資格には基礎レベルの資格がありますから、基本的な知識を持っている証として、エンジニア以外の方が資格取得を目指すのもおすすめです。
AWSの認定資格が必要ない人
WSの認定資格はとても人気のある資格とご紹介しましたが、次に該当する人は資格取得の必要はないでしょう。
必要ない人1:実務で使わない人
資格は取得することがゴールではなく、そこで得た知識を実務で使ってこそ意味があります。ですから、AWSを実務で使わない場合は、資格取得を考える必要はないかもしれません。しかし、自分のスキルアップや将来の転職を目的に、AWS認定資格の取得を目指すケースもあるでしょう。
AWSの認定資格の種類と各難易度
AWSの認定資格は、レベルや役割別に全部で11種類があります。
AWSの認定資格の概観
それぞれのスキルのレベルや目的に合わせて、最適なものを取得できるようになっています。役割別では「設計者・運用担当者・開発者」の3つに分類でき、その中でレベル別に資格が設けられています。
役割別資格のレベル
レベルは「基礎・アソシエイト・プロフェッショナル」の3つに分けられて、各レベルごとの資格は以下のようになっています。また専門知識認定分野の資格もあります。
基礎レベル(難易度 低):6ヶ月間の基礎的なAWSクラウドと業界知識が求められます。
・AWS認定クラウドプラクティショナー
アソシエイトレベル(難易度 中):1年間のAWSクラウドを使用した問題解決と解決策の実態における経験が求められます。
・AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)
・AWS認定デベロッパー(アソシエイト)
・AWS認定SysOpsアドミニストレータ―(アソシエイト)
プロフェッショナルレベル(難易度 高):2年間のAWSクラウドを使用したソリューションの設計、運用、およびトラブルシューティングに関する包括的な経験が求められます。
・AWS認定ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)
・AWS認定DevOpsエンジニア(プロフェッショナル)
専門知識認定:試験ガイドで指定された専門知識分野に関する技術的なAWS クラウドでの経験が求められます。
・AWS認定アドバンストネットワーキング
・AWS認定データアナリティクス
・AWS認定セキュリティ
・AWS認定機械学習
・AWS認定データベース
AWSの試験の内容
AWS認定資格の試験は、複数の選択肢の中から正答を選ぶ択一問題で出題されます。試験は、ピアソンVUEとPSIという2社のテスト実施業者が行い、どちらか好きな方を選択できます。試験内容と試験形態には違いはありません。またテストセンターでの受験と、自宅など任意の場所で受験できるオンライン受験から、選択することができます。
AWSの試験の受験料
AWSの受験料は、それぞれの種類ごとに次のようになっています。
試験名 | 受験料 |
---|---|
AWS認定クラウドプラクティショナー | 11,000円(税別) |
AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト) | 15,000円(税別) |
AWS認定デベロッパー(アソシエイト) | 15,000円(税別) |
AWS認定SysOpsアドミニストレータ―(アソシエイト) | 15,000円(税別) |
AWS認定ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル) | 30,000円(税別) |
AWS認定DevOpsエンジニア(プロフェッショナル) | 30,000円(税別) |
AWS認定アドバンストネットワーキング | 30,000円(税別) |
AWS認定データアナリティクス | 30,000円(税別) |
AWS認定セキュリティ | 30,000円(税別) |
AWS認定機械学習 | 30,000円(税別) |
AWS認定データベース | 30,000円(税別) |
AWSの試験でおすすめの勉強方法
AWSの認定資格を取得するためには、どんな方法で勉強すればいいでしょうか?
勉強方法1:問題集・参考書で勉強する
AWSの認定資格はとてもメジャーなので、各種の問題集や参考書があります。これらを利用して自分で勉強するのが、オーソドックスな学習方法です。
勉強方法2:オンライン学習する
資格の種類によって、参考書などの書籍で勉強するより、動画を見ながら学んだ方がわかりやすいものもあります。そのような場合は、オンライン学習プラットフォームを利用して学ぶといいでしょう。
勉強方法3:プログラミングスクールに通う
ITエンジニアへの就職や転職を目指す方に向けて、多数のプログラミングスクールがあります。これらのスクールに通って勉強する選択肢もあります。
※より詳しくはコチラ
AWSの勉強法とは?おすすめの資格まで解説
AWS認定資格はIT業界で活躍する方におすすめ
基礎から専門知識まで、幅広い内容とレベルが用意されているAWS認定資格。今後のIT業界でますます必要となる知識を学ぶことができるので、それぞれのレベルと目的に応じて、自分に適した資格の取得を目指していってはいかがでしょうか。
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