【2022年度版】プログラミングにおすすめテキストエディタ15選
テキストエディタとは

テキストエディタとは、パソコンで文章(テキスト)のファイルを編集するソフトのことです。具体的な機能としては、文字・記号の入力や削除、コピー、貼り付け、検索、置換、整形といった文字情報の作成や保存、周辺機器のアップロードやプレビュー、関数の因数表示などを実行できます。また、テキストのフォントや色などの設定を自由に変えることが可能なため、自分好みのテキストエディタで作業することが可能です。
テキストエディタの選び方
数あるテキストエディタの中から、自分のプログラミングに最も適したエディタを使うためには、その特徴を見極める必要があります。ここでは、テキストエディタを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
対応言語
テキストエディタを選ぶ最初のポイントが対応言語です。プログラミングをおこなう際、使用するエディタに対応不可の言語があれば、作業を実行することができません。自分が使用する言語のプログラミング対応可否を必ず確認しましょう。また、エディタと言語の相性も、選択時の重要なポイントとして注意が必要です。
使用OSへの対応
自分が使用するOSに対応するテキストエディタを選びましょう。MacやWindowsなど、使用OSによっては、対応できないエディタもあるからです。このため、インストール前の対応確認は、重要なポイントになります。
日本語への対応
日本語の対応可否も、大切なポイントに挙げられます。海外製のテキストエディタの場合、日本語対応が不可のソフトもあり「英語が不得意」「プログラミング初心者」では、その機能を活かしきれないからです。快適な作業を実行するためにも、必ず日本語に対応できるエディタを選ぶようにしましょう。
動作速度
テキストエディタを選ぶ場合、動作速度も見逃せない重要なポイントになります。プログラム中、エディタの動作速度が重ければ、作業の効率が低下し、大きなストレスを感じてしまうからです。数多くのファイルを効率よく快適に編集していくためにも、動作速度の軽さを意識し、ツールを選ぶようにしてください。
テキストエディタを利用するメリット
プログラミングを行う際に、テキストエディタを使用する利点は、どのあたりにあるのでしょうか?ここからは、テキストエディタを利用する場合のメリットをご紹介していきます。
メリット①:効率的なプログラミングの実現
プログラミングを、早く・的確に行うために使用されるのが、テキストエディタです。テキストエディタには、コーディング作業が快適になるさまざまな機能が備わっています。
例えば、
・コードの入力サポート(頭文字からの予測変換)
・改行や折り返しを文字数で指定できる
などがあります。
たくさんの種類があるテキストエディタの中から、試しにいくつか利用してみて、インターフェイスや機能が使いやすいものを選んでみましょう。
メリット②:見やすいテキスト
役割ごとに文字に色やハイライトをつけることができるため、テキストがわかりやすくなることも利点のひとつです。
プログラミングの際には、テキスト数が膨大になり、必要な文字が正しい場所に書かれているのかどうかが見えにくくなってしまいます。しかし、テキストエディタの機能を利用すれば、視覚効果が高まり、的確なプログラミングを行うことができるでしょう。
メリット③:SDI・MDIの使い分け
テキストエディタには、以下のタイプがあります。
・SDI(Single Document Interface)
・MDI(Multiple Document Interface)
SDIは、1つのウィンドウに1つのページ、MDIは1つのウィンドウに複数のページが表示できます。
SDIはシンプルなインターフェイスなので、1つの作業に集中しやすく、内容が把握しやすいのがメリットです。
また、複数の作業を同時進行する際には、MDIを利用すると効率的にプログラミングを進めることができます。
おすすめのテキストエディタ15選

テキストエディタには、数多くの種類が存在します。その機能性や操作性、MacやWindowsといったOSへの対応性など、それぞれに特徴があるため、どのツールを選ぶべきなのか、悩まれている方も多いはずです。そこで、ここからは、プログラミングにおすすめしたいテキストエディタ15選をご紹介します。
テキストエディタ①:Atom(無償)
Atomは、初心者からプロまで、幅広いユーザーから指示を得ているテキストエディタです。起動速度や拡張機能、保管機能に優れた高品質のエディタであり、Mac、Windows、Linuxに対応します。公開中のパッケージ(無償)を使えば、簡単に機能追加ができるところも魅力です。
公式サイト:https://atom.io/
テキストエディタ②:Visual Studio Code(無償)
世界的人気を誇るテキストエディタの代表格といえば、Visual Studio Codeです。2015年11月に公開されたMicrosoft製のエディタであり、Mac、Windows、Linuxに対応可能。多くのプログラミング言語に適用し、カスタマイズ機能・デバック機能なども豊富です。
公式サイト:https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
テキストエディタ③:Vim(無償)
あらゆる種類のテキストを効率的にプログラミングできる高性能なエディタであるVim。CUIという操作方法を導入しているため、ほぼすべての作業をおこなえる点が最大の特徴です。その軽快な操作性は、使い慣れたユーザーを魅了しています。
公式サイト:https://www.vim.org/
テキストエディタ④:Emacs(無償)
Emacsは1975年に公開された長い歴史を持つテキストエディタです。Common Lisp言語を基礎とした数多くの拡張機能が特徴であり、テキスト編集以外の幅広い能力も装備可能。そのシンプルな操作性や機能性が多くのユーザーから指示されています。
公式サイト:https://www.gnu.org/software/emacs/
テキストエディタ⑤:サクラエディタ(無償)
サクラエディタは、国産の日本語エディタです。歴史あるWindows専用ソフトであり、Java・HTML・C/C++など15種類の言語に対応したハイライト表示をはじめ、grep機能やファイル比較といった豊富な拡張機能も魅力。初心者に最適のテキストエディタです。
公式サイト:https://sakura-editor.github.io/
テキストエディタ⑥:秀丸エディタ(有償4,400円)
秀丸エディタも、日本を代表するテキストエディタに挙げられます。ハイライト表示やgrep機能、ファイル比較や回数無制限のUNDO/REDO機能など、高い機能性を誇り、その軽量な動作速度は、国外での評価や利用者も高いWindows専用ソフトです。
公式サイト:https://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html
テキストエディタ⑦:Sublime Text(有償99ドル)
Mac、Windows、Linuxに対応可能なSublime Textは、ハイライト表示やgrep機能をはじめ、同じテキストの同時編集や画面分割編集などが可能な多機能エディタです。また、起動の早さや動作速度の軽さといった快適な操作性も、人気の理由に挙げられます。
公式サイト:https://www.sublimetext.com/
テキストエディタ⑧:Notepad++(無償)
シンプルなテキストエディタを探す方におすすめのソフトがNotepad++です。Windows専用のエディタであり30以上の言語をハイライト表示することが可能となっています。また、grepやファイル比較機能なども備えている秀逸なエディタです。
公式サイト:https://notepad-plus-plus.org/
テキストエディタ⑨:TeraPad(無償)
日本語エディタのひとつであるTeraPad。HTMLやハイライト表示、UNDO/REDO機能や行番号表示、画面分割など、エディタの基礎的な機能が網羅されているソフトです。警戒な動作性も魅力であり、初心者におすすめのエディタといえるでしょう。
公式サイト:https://tera-net.com/library/tpad.html
テキストエディタ⑩:Mery(無償)
Meryも初心者向けのテキストエディタです。メモ帳よりも少しだけ優れたエディタがコンセプトであり、そのシンプルな機能性や操作性が人気を博しています。HTML、Java、PHP、SQLなど、プログラミング言語の色分け表示が可能です。
公式サイト:https://www.haijin-boys.com/wiki/
テキストエディタ⑪:mi(無償)
Mac専用の日本語テキストエディタであるmi。シンプルな画面構成や操作性、軽量な動作速度などが、初心者やプロなど、ユーザーを問わずに重宝される理由です。カスタマイズ性にも優れているため、自分好みの動作仕様を作れます。
公式サイト:https://www.mimikaki.net/
テキストエディタ⑫:CotEditor(無償)
CotEditorは、動作性が軽快なmac専用のテキストエディタです。国産ソフトのため、エンコーディング判定、和英が混合する文書、縦書き表示といった日本語特有の表現にも、対応できる機能を備えています。
公式サイト:https://coteditor.com/
テキストエディタ⑬:collabedit(無償)
Webブラウザで動作するcollabeditは、インストールが不要のテキストエディタです。リアルタイムによる共同編集が可能であり、共同編集者とのチャット機能、ドキュメント履歴、プログラミング言語のハイライト表示などにも対応しています。
公式サイト:https://collabedit.com/
テキストエディタ⑭:CodeSandbox(無償)
CodeSandboxも、オンラインを利用したテキストエディタです。JavaScriptを利用したアプリ開発に優れている点、Webブラウザによる情報の共有速度も早い点が大きな特徴に挙げられます。チーム単位のプログラミングに最適なソフトです。
公式サイト:https://codesandbox.io/
テキストエディタ⑮:xyzzy(無償)
軽快な動作性が魅力のxyzzyは、Windows専用のテキストエディタ。Emacsと同様にCommon Lispにほぼ準拠した言語で拡張が可能であり、分割画面機能、複素数を計算できる電卓、他のWindowsプログラムの制御機能などを備えている国産ソフトです。
公式サイト:https://xyzzy-022.github.io/
テキストエディタを選ぶ決め手は自分との相性
テキストエディタの種類は、何十種類と公開されています。それだけ選択肢の幅も広がる半面、どれを選んでよいのか分からなくなることも珍しくありません。テキストエディタを選ぶ場合、OSの種類をはじめ、対応言語、動作速度など、自分の目的や用途に最も適したソフトをインストールすることです。そして、操作性や機能性以上に、自分と相性のよいテキストエディタを使い、プログラミングの作業効率を上げていきましょう。
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