オープン系システムとは?汎用系やWeb系との違いや開発メリットを紹介!

オープン系システムとは?

オープン系システムの定義は、「様々な環境下で作成が可能で、なおかつ開放的(オープン)なシステム開発」です。

小型コンピュータ(パソコンやスマートフォンなど)で稼働するシステムで、技術的な仕様が公開されているOSやソフトウェア、周辺機器などを組み合わせて、システムを構築する方法のことをいいます。

オープン系システム開発のおもな開発対象は「業務系システム」で、例としては、受発注管理システム、顧客管理システム、給与管理システム、在庫管理システムなどが挙げられます。

オープン系システム開発のメリット

管理、維持コストを削減できる

オープン系システムの管理、維持コストは、汎用系にくらべてリーズナブルであることがメリットです。

汎用系システムを導入する場合には、汎用機が必要になります。汎用機は高価で、維持費もかなりかかります。一方、オープン系システムは、パソコンを基軸とします。汎用機とパソコンの価格を比べると、圧倒的にパソコンのほうが安価で、維持費も抑えられます。また、オープン系システム開発では既存のソフトウェアや周辺機器を活用できるため、工数を大幅に削減でき、結果、管理、維持コストを削減できるのです。

業務効率アップに繋がる

オープン系システム開発は、業務系システムが開発対象です。たとえば、受発注管理、顧客管理、給与管理、会計、営業支援などがあり、関連する業務を連携させるシステムを作ることもできます。そのため、オープン系システムを導入すれば、業務効率アップに繋がるのがメリットです。

技術者不足の解消につながる

オープン系システム開発に関連するスキルを持っている技術者(エンジニア)が多いです。その背景には、制作に使われるプログラミング言語がC言語やJavaといった一般的なものが主流であることや、オープン系システムがパソコンを基盤としているため、関連技術を習得しやすいことにあります。

これらのことから、技術者不足の解消につながり、技術者の確保がしやすくなるのもメリットとして挙げられます。

ベンダー依存から抜け出せる

「ベンダー依存」とは、製品のメーカー・販売会社といった特定のベンダーのサービスや製品を情報システムに組み込むことで、他社製品への切り替えが困難になることをいいます。オープン系システム開発であれば特定の技術に依存しないため、ベンダー依存から抜け出せるのがメリットです。

オープン系システム開発の注意点

オープン系システム開発を開発会社に依頼するときには、経験豊富なシステム開発会社に依頼することをおすすめします。というのも、オープン系システム開発は、会社によって得意不得意が分かれるためです。

オープン系システム開発自体には、在庫管理、顧客管理、会計、営業支援といった業務の幅が広く、ほとんどの開発会社はいずれかの業務に特化しています。そのため、不得意な業務のシステム開発を依頼してしまうと、トラブルにもなりかねません。

よって、依頼したいシステム開発を明確にし、ニーズを満たせる開発会社を選ぶようにしましょう。

よく比較される「汎用系システム」とは?

汎用系システムとは、汎用機(メインフレーム)基軸とし、それに組み込むシステムや、汎用機をベースとしたシステム開発をゼロから行うことをいいます。特徴は、クローズドな環境で開発されること、開発期間が非常に長いことです。また、高速処理・堅牢性・機密性といった特性があることから、金融機関や保険会社、証券会社といった勘定システムや、物流会社の流通管理システム、製造会社・メーカーなどの生産管理システムなどに用いられます。

汎用系システム開発のメリット

動作の安定性が高い

オープン系やWeb系のシステムでは、さまざまなコンピュータを使います。環境によっては、システムが動作しないということもありますが、汎用系システムは、汎用機だけで稼働するため、動作の安定性が高いのがメリットです。

セキュリティ性が高い

汎用系システムは汎用機のみで稼働します。そのため、外部からの攻撃が少なく、セキュリティ性が高いこともメリットといえるでしょう。

大規模なデータを処理しやすい

汎用系システムは、大規模なデータを高速で処理できるのがメリットです。そのため、膨大なデータを秒単位で処理する必要がある金融機関や政府機関、保険会社などの金融系で用いられています。

「オープン系」「Web系」「汎用系」の違いとは?

「オープン系」「Web系」「汎用系」のそれぞれの意味を見ると、違いがわかります。

オープン系システム:小型コンピュータ(パソコンやスマートフォンなど)で稼働するシステムのこと
Web系システム:インターネット接続を前提としたWeb上のシステムのこと
汎用系システム:汎用機に組み込むシステムのこと

意味から見ると、オープン系と汎用系では「稼働するもの」が違うことがわかります。Web系は、オープン系から派生したシステムで、オープン系や汎用系との違いは、インターネット接続が必須かどうかが異なる点です。

汎用機 (general purpose computer)とは?オープン系・Web系との違いを解説

オープン系システム開発のM&A市場状況とは?

IT企業のM&A市場状況は、基本的に売り手市場といわれています。なかでもオープン系システム開発会社は引き合いが非常に強い状況です。その背景には、確固たる技術で定評のあるオープン系システム開発の企業は、依頼が安定して来るため、そもそも企業売却を検討するケースが少ないことにあります。そのため、譲渡金額が多少高額であっても買い手がつく傾向にあるのです。

オープン系システム開発の将来的な展望は?

オープン系システム開発の将来的な展望は明るいと予想できます。その理由は以下で説明していきましょう。

コスパの向上

オープン系システム開発は、コストパフォーマンスが向上しています。その大きな要因は、パソコン自体の機能の向上です。これにより、ハードウェア、ソフトウェアなどのコストが下がり、なおかつ人件費も抑えられます。そうなると、システム開発のトータルの費用、維持費用も安くなるため、オープン系システム開発の将来は明るいと考えられるのです。

豊富なパッケージの活用

オープン系システム開発には、業界・業務ごとにパッケージソフトがたくさんあります。たとえば、「製造」「販売」「物流」「生産管理」などです。さらには、顧客管理と連携できる営業支援システムなども登場しています。こういったパッケージを活用したり、自社にあうようパッケージをカスタマイズすることで、競合他社に勝てるシステム開発を行うことができるのです。

システム開発の最適な種類はどうやって選ぶ?

システム開発の種類を選ぶ際に、重要となるポイントを紹介していきます。

開発するシステムの目的と費用対効果

システム開発の種類を選ぶときには、「開発するシステムの目的」と「費用対効果」に注目します。

目的には、システム開発を用いてどのようなことを実現したいのかを明確にすることが大切です。また、開発にかかる費用や開発期間も併せて確認し、より適したシステムを選ぶようにしましょう。以下に、システム開発の種類別の特徴と開発コスト、開発期間をまとめておきます。

オープン系:業務システムに向く。開発コストは高く、開発期間は長い。
汎用系:高速性・堅牢性の求められる業務システムに向く。開発コストは非常に高く、開発期間も非常に長い。
Web系:Webアプリケーション・モバイルアプリに向く。開発コストは比較的安く、比較的短い期間で開発できる。

業務効率化が期待できるオープン系システム開発

オープン系システム開発には、導入や管理・維持などのコストがリーズナブルで、業務効率がアップできるというメリットがあります。開発会社にシステム開発を依頼する場合は、その会社の得意とする分野や特徴を見極め、依頼するようにしましょう。

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