Web業界とは?職種や仕事内容・向いている人も解説
Web業界とは?

Web業界とは、Webサイトや Webサービスなど、インターネットを利用したサービスを提供しているビジネスの業界をいいます。「インターネットで調べたいことを検索する」「オンラインショッピングを行う」「SNSでやりとりする」といったことも、すべて Web業界が提供するサービスを利用した行動にあてはまります。
Web業界とIT業界の違い
Web業界と似ている業界に、IT業界があります。ITとはInformation Technology(情報技術 )のことで、パソコンやスマホなどのデータ通信機器で使われる情報処理などの技術をいいます。そして、IT業界はそのようなITを利用したサービスを提供するビジネスの業界で、Web業界はIT業界の一分野になります。
Web業界の現状
インターネットが普及し、私たちの生活にインターネットが欠かせない存在となってきたのは、1990年代後半以降のこと。それ以来、Web業界の市場規模はどんどん大きくなり、盛んになっています。「IT人材白書2020」によると、IT業界全体の労働者人口は約150万人。給与については職種により異なりますが、IT業界全体で多い年収は600万円~1500万円ほど。比較的高額の部類と言えます。
IT人材白書2020 情報処理推進機構(IPA)
https://www.ipa.go.jp/files/000085255.pdf
Webサービスの種類
Webサービスには、具体的にどのようなものがあるでしょうか。
種類①:コミュニケーションサービス
EメールやSNSなど、ユーザー同士がコミュニケーションをとることができるWebサービス全般のこと。Eメールはビジネスで欠かせないツールですし、Instagram、Facebook、TwitterのようなSNSも広く使われており、ほとんどの人が頻繁に使っていることでしょう。
種類②:情報提供サービス
インターネットで何か調べものをしたいときに使う、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザ。これらはさまざまな情報を提供するサービスにあたります。経済ニュースから日常生活に役立つ情報などを提供する各種Webサイトも含まれます。
種類③:決済サービス
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、ますますキャッシュレス化が進んでいます。オンライン上でのネット決済や電子マネーなど、現金のやりとりは直接行わず、データの送受信のみで決済処理を行います。そのような決済サービスもWebサービスの一種です。
種類④:サブスクリプションサービス
動画視聴や音楽配信のほか、コスメ、洋服など、さまざまなジャンルに広がっているサブスクリプションサービス。これらの多くがオンラインを介して、申し込みやアフターサービスの提供などを行っており、Webサービスのひとつでしょう。
種類⑤:マッチングサービス
モノを売りたい人と、それを買いたい人をつなげるフリマアプリ。仕事を探している人と、人材募集を行う企業を紹介するエージェントを結びつける転職サービス。個人と個人間や、企業と企業間などをつなげるマッチングサービスも普及しています。
種類⑥:アプリサービス
ゲームからニュース、各種サービスを利用できる数多くのアプリが誕生しています。このようなアプリもWebサービスの一種。アプリでは課金制が導入されるものも多く、ユーザーの利用に応じて利用料を得るか、広告掲載によって収入を得るなどしています。
種類⑦:クラウドサービス
クラウドは、インフラやソフトウェアがないユーザーでも、インターネット経由で利用できるサービスのこと。ユーザーはWebブラウザとインターネット接続環境があれば利用できて、データをクラウドに保存したり、顧客管理や財務会計などのサービスなどさまざまなものがあります。
種類⑧:業務効率化サービス
ビジネスを効率化するさまざまなWebツールが生まれています。例えば、Webでのスケジュール管理や、タスク管理、チャットなどのコミュニケーションツールなど。またZoomなどのオンライン会議ができるサービスもあります。
種類⑨:Eラーニングサービス
これまでは講師も生徒もスクールに集まって行われていた授業を、すべてオンライン上で行うのがEラーニングです。講師による授業をオンラインで動画配信するほか、Web上で問題を出題して自動で正誤確認したり、場所を問わずどこでも効率的に学べるサービスが生まれています。
Web業界の職種と仕事内容

ではWeb業界にある主な職種と仕事内容について見てみましょう。
職種・仕事内容①:Webエンジニア
Webサービスを構築し運営していくために必要なのが、Webエンジニアです。Webサイトやスマホアプリなど、Webサービスのシステム作りを担当します。
職種・仕事内容②:Webプロデューサー・Webディレクター
実際にWebサービスのクリエイティブを担当する職種です。Webプロデューサーは、Webサービスの企画から予算立案、Webサービス制作に必要な人員配置などを総括して担当する仕事。Webディレクターは制作現場でプロジェクトの進行管理や品質管理を行うポジションです。
職種・仕事内容③:Webデザイナー
実際にユーザーが目にするWebページのデザインからコーディングを行うのが、Webデザイナーです。Webサービスのコンセプトに合わせて、ユーザーに使いやすいようデザインしていきます。
職種・仕事内容④:Webマーケター
Webサービスのマーケティング活動全般を担当する職種。Webサービスを販売促進したり、集客・ブランドの認知向上を目指したり、どのような施策を行うべきか検討していきます。
職種・仕事内容⑤:総務・経理
Web業界でも、総務・経理・法務といったバックオフィスの仕事は欠かせません。担当する業務は、Web業界以外と大差はありませんが、Webサービスに関する基本的な知識があれば仕事がやりやすいしょう。
Web業界に向いている人
Web業界には、どんなタイプの人が向いているでしょうか。
向いている人①:分析力・倫理的な思考力がある
Web業界では、さまざまな情報やデータを利用して、企画を立てたりプロジェクトを進めたりします。そのため情報やデータを的確に分析し、それを倫理的に考えられる力が求められるでしょう。
向いている人②:向上心がある
Web業界はどんどん進化が進む業界です。そのため、常に新しい情報をインプットして、学習していく意欲が必要となります。時代の最先端をいくWebサービスを提供するためには、時代の変化にあわせて自分自身も向上していくことが大切です。
向いている人③:コミュニケーション能力がある
WebなどのIT業界では、パソコンに向かって黙々と仕事するイメージがあるかもしれません。しかし同じプロジェクトメンバーとやりとりしたり、クライアントと会話したり、コミュニケーション能力は必要不可欠でしょう。
Web業界はますます成長していく業界
インターネットの各種サービスがどんどん拡大しており、Web業界は今後もどんどん成長していく注目の業界のひとつです。以前より、IT業界全体で人材不足が指摘されており、Web業界でも今後はますます、優秀な人材が求められていくでしょう。
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