自分への言い訳はもうやめよう！仕事を辞める目的の確かめ方

仕事を辞めたい……社会人の多くが、一度は考えたことがあることだと思います。今現在、この記事を読んでいるあなたも仕事を辞めたいと思っているかもしれません。
今回は、仕事を辞めたいという気持ちをどのように整理すればよいかについてご紹介します。転職を希望している方は、ぜひチェックしてみてください。

後悔しないために、自分の意思で決める

近年ではブラック企業という言葉が流行し、新入社員の離職率が3割を超えていると言われています。
しかし未だに日本では、転職は大きなリスクを伴うものと認識されている現状があり、リスクを恐れてストレスを抱えたまま働き続ける人も少なくありません。

仕事は人生において多くの時間を費やすものですし、社会帰属や生きがい、存在意義などの観点からも大きなウェイトを占めるものです。
だからこそ、後悔しないようにしっかりと熟考し、自分の意思で決めることが重要だと言えます。

現状を会社や仕事のせいにしてはいけない

仕事を辞める理由としてよくあげられるのが、「人間関係」、「仕事内容」、「給与待遇」、「会社方針」に関する不満です。

上司や同僚とそりが合わないといったトラブルは、どの職種にも当てはまるものだと言えますが、システムエンジニアやプログラマーに多く見られるのは、「長時間労働」や、「やりたい仕事と違う」といったものです。
また、いつまでたっても給料が上がらないといった給与待遇に対するものも転職に繋がりやすいようです。

会社に対して不満があると、すぐに転職することを考えてしまう人が多いですが、必ずしも会社に原因があるとは限りません。この種の問題は、自分自身がそういった状況を呼び込んでいることがあり、解決するための行動を起こさずに、会社のせいにしているだけの場合もあるのです。
嫌なことがあるとすぐに逃げる「逃げ癖」がついてしまうと、転職先でも同じようなことに悩まされ、さらに転職を繰り返してしまうことが多いようです。

どんな未来を描くか、この先なにが必要か？

転職を希望するときは、仕事内容や待遇、人間関係に対する不満などのマイナス面を見て、そこから逃れたいという感情に捕らわれてしまいがちです。
しかし転職先を選ぶ際には、この先どんな仕事をしていくか、ひいては今後どんな人間になり、どんな生活を送りたいかを考えることが重要なのです。

5年後、10年後のライフスタイルを具体的に考え、自分にあったキャリアビジョンを計画し、その達成手段の一つとして「転職」があると考えるべきだと言えるでしょう。

この先のビジョンが決まったら行動を！

仕事を辞めたいと思ったときは、自分の今後について真剣に考え、見つめ直すいい機会ととらえることもできます。実際に転職する、しないに関わらず、将来について考えることは決して無駄にはなりません。
そして熟考した後、なりたい自分とそこへ向かうプランを立てることができたなら、すぐに実行に移すことが大切です。
自分で考え、目標を持って行動しなければ、なりたい自分になることは難しいでしょう。

システムエンジニア、プログラマーは、実務経験、知識レベルの双方を問われる職種ですので、キャリアアップを図るためには、しっかりとプランを立てる必要があります。
そのためには、残業が少なく学習時間を確保しやすい派遣などの雇用形態も視野に入れながら、転職について考えてみてはいかがでしょうか。

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