【例文あり】プログラマーの志望動機を書くときのポイントを徹底解説!面接でのコツも

そもそもプログラマーとは?仕事内容や必要なスキルなどをおさらい
まずは、プログラマーの仕事内容と必要なスキルを解説します。
プログラマーのおもな仕事は2つあります。1つは、システムエンジニアが書いた設計書に基づき、プログラミング言語を用いてコーディングを行います。システム開発などにおいて要件定義や設計などは行いません。もう1つは、デバッグです。デバッグとは、プログラムが正確に動作するか、バグがないかを確認し、バグがあれば取り除くことをいいます。ちなみに、デバッグを専門で行うプログラマーもいます。その場合には、同じバグが出ないよう対策するのが業務です。
プログラマーに必要なスキルには、次のようなものがあります。
・プログラミングスキル
プログラミングは、プログラミング言語を用いてコーディングを行う作業のことです。このスキルがなければ、プログラマーにはなれません。
・データベース、サーバ、ネットワークに関する知識
データベースやサーバに関する知識も求められます。データベースを扱う場合には、SQLという言語のスキルが必要です。システム開発やWebプログラムなど対応可能な分野を広げたいのであれば、サーバやネットワークといったITインフラに関する知識を身につけておく必要があります。
・UI、UX
昨今では、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)のデザインを、プログラマーが担当する機会も増加しています。そのため、これらのスキルも重要となります。
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志望動機を書く前に…企業研究で押さえるべきポイントとは
志望動機を書く前にやっておくべきことが「企業研究」です。企業研究では次のことを抑えておくと、自分との相性や目指すべき企業を見極めることに役立ちます。
ポイント①事業内容と商品・サービスをチェックする
まずはその会社のことを知りましょう。そのためには、事業内容と提供している商品・サービスを抑えておきます。
事業内容は、企業の公式ホームページを確認しておきます。大企業の場合は、事業部全てを詳細に調べるのは難しいので、基本的な情報と、自分が入社後希望する部署の情報を調べておきましょう。
商品・サービスについては、購入や利用できるものであれば実際に使ってみるのがおすすめです。その際、どこがよかったのか、改善すべき点はあるかなどを書き留めておくと、エントリーシートを書くときや、面接の際に役立ちます。
ポイント②取引しているクライアントを知っておく
ほとんどの企業には取引先が存在します。いうなれば、自社の商品やサービスを提供するクライアントです。プログラマーの仕事は、クライアントの規模や業界・事業内容などによって仕事の進め方が変わります。そのために、応募する企業の取引先企業を知っておく必要があるのです。
取引先企業は、応募する企業のホームページや求人票に掲載されていることが多いです。それらで調べた上で、取引先企業のホームページをチェックするとよいでしょう。
ポイント③仕事内容を確認しておく
プログラマーと一口にいっても、会社によって仕事内容に違いがあります。たとえば、プログラミングだけ行うケースや、保守・運用がメインというケース、デバッグだけを行うケース、仕様書の作成まで担当するケースなど、さまざまです。
自分が希望している仕事内容と合っているかを確認する上でも、仕事内容や範囲を十分にチェックしておきましょう。
仕事内容を確認するには、募集要項を見ます。また、疑問があれば書き留めておき、面接の際に質問するとよいでしょう。そのほか、ホームページ内にあるリクルートページの社員の声などを確認すると把握しやすいでしょう。
プログラマーの志望動機を書く際のポイント
プログラマーの志望動機を書く際には、どのようなことをポイントにすればよいのか、解説していきましょう。

ポイント①仕事に対するこだわり
仕事に対するこだわりを書くようにしてください。こだわりを書くことで、その会社に必要かどうかが明確になり、説得力にもつながります。
こだわりを書く際には、
・どのように仕事をしたいか
・仕事をするときに重視すること
・どんなことをポイントにした開発をやりたいのか
といったことを、具体的に書くようにしましょう。
ポイント②自分の持つスキル・強みをどう仕事に活かすか
志望動機は、自己PRの場でもあります。自分の持つスキルや強みを書いてアピールしましょう。スキルは、学生時代や前職で学んだこと、身につけたことなどなんでもかまいません。ただし、ただスキルを書くだけでは話が発展しません。そのスキルをどのように仕事で活かすかを書くようにしてください。そうすることで、「入社したらなにができるのか」につながります。
ポイント③現在習得しようとしているスキル
プログラマーを目指しているのであれば、現在勉強しているスキルもあることでしょう。そのスキルを記入することで、学習意欲がある、探究心があることをアピールすることができます。
ポイント④その企業でなければならない理由
志望動機では「なぜその企業でなければならないのか」を明確にし、記入してください。「入社できればどこでもいい」「プログラマーになれればどこでもいい」というのであれば、採用にはつながりません。
「貴社のサービスの開発に携わりたい」「企業理念に共感した」など、その企業だからこそ入社したいという理由を伝えましょう。
ポイント⑤実現できること
その企業で実現できることも記入するとよいでしょう。このとき、企業のホームページや採用ページ、社員のブログ・SNSなどを参考にして、働き方をイメージし、それに自分のスキルを加えて「自分ならこれを実現できる」というのを伝えると、アピールポイントになります。
ポイント⑥キャリアプラン
転職活動中の人は、将来、どのようにその企業で働きたいのか、キャリアプランを伝えるようにしましょう。そうすることで、将来を見据えた転職活動していることが相手に伝わります。
ポイント⑦IT業界やプログラマーに対する興味関心
未経験者の場合は、なぜプログラマーになりたいのか、IT業界に対する興味などを伝えることも重要ポイントです。興味をもったきっかけや、魅力などを具体的に伝えましょう。
プログラマーの志望動機の書き方とポイント《経験者向け》
ここでは、経験者向けの志望動機の例文のNG例、OK例と、それぞれの書き方のポイントを紹介します。
志望動機の例文:NG例
私は2年間プログラマーとして働き、プログラミングスキルを身につけました。現職では給料面に不満があり、より給料が高い会社で働きたいと思いから、貴社を志望しました。現職で培ったプログラミングスキルを貴社で活かしたいと考えております。
●ポイント●
現職でどのようなプログラミングスキルを身につけたのか、なぜこの会社なのかが書かれていないため、志望動機にはなっていません。具体的なスキルや、なぜこの会社に入りたいのか、入ってどのようにスキルを活かしたいのかを書くとよいでしょう。
志望動機の例文:OK例①
私が貴社を志望する理由は、貴社のユーザー目線に立ったWebアプリに感銘を受けたことです。とくにUI/UX面が素晴らしく、私もそのようなWebアプリの開発に携わりたいと思ったからです。
現職ではWeb開発会社でプログラマーとして運用・保守業務を担当しております。業務では、アルゴリズムの効率化や使われていない機能を削除するなど既存システムの見直しにより、速度改善、ユーザーのサイト滞在時間の大幅アップに貢献できました。今後はこれまで培ったプログラミングスキルを活かし、貴社で新規アプリの開発に携わりたいです。
●ポイント●
現在の仕事でどのような経験を積んだのかが具体的に書かれているところがポイントです。冒頭の「なぜこの会社なのか」という理由を、具体的なエピソードを添えるとさらによくなるでしょう。
志望動機の例文:OK例②
貴社のエンジニアの方のブログを拝見し、手掛けている業務用会計ソフトに興味を持ったことが志望の動機です。これまで、システム開発会社で金融機関の業務システム開発を担当してまいりました。そこで培った金融系の業務知識と、Java、C言語のスキルを活かし、ユーザーに利便性を感じてもらえるサービス作りに携わりたいと考えています。
●ポイント●
これまでの経験や入社後にどうなりたいのかが具体的に書かれています。志望動機部分にエピソードや感じたことなどを追記すると、さらによくなるでしょう。
プログラマーの志望動機の書き方とポイント《未経験者向け》
未経験者向けの志望動機の例文のNG例、OK例と、それぞれの書き方のポイントを紹介しましょう。
志望動機の例文:NG例
私はこれまで、一般事務として働いてきました。しかし、一般事務では将来性がないと感じ、もっとほかの業務に挑戦してみたいと思ったため、貴社の求人に応募させていただきました。
プログラミングは未経験ですが、御社は未経験からでもプログラマーになれる研修制度やサポート体制が整っていると伺っております。入社してから精一杯勉強し、スキルを身につけ成長していきたいです。
●ポイント●
この志望動機では、「この企業でなければならない」理由が明確ではありません。また、入社してから学びたいというのでは、採用には至らないでしょう。なぜ、応募した企業に興味を持ったのか、また、プログラミングに関心を持った理由や、現在プログラミングを勉強しているという熱意を伝えるようにしましょう。そのほか、現職で身につけたスキルや、入社後活かせそうなことをアピールするとさらによい志望動機となります。
志望動機の例文:OK例①
私は3年間一般事務として働いていました。一般事務の仕事では書類作成がおもな仕事でしたが、最初は業務効率が悪く、時間がかかっていました。それを改善しようと、「ITパスポート」や「MOS資格」を取得し、自分だけでなく、スタッフの業務も効率化させることができました。
この経験がきっかけで、ユーザーが効率よく業務を遂行できるシステムの開発をしたいという気持ちが高まり、業務システムに定評がある貴社で働きたく、志望いたしました。
現在はJavaと、「基本情報技術者試験」の勉強中です。一刻も早く即戦力になれるよう、努めてまいります。
●ポイント●
未経験者の場合は、前職でのスキルを応募した企業でどのように活かせるかを伝えることが重要です。また、プログラミングや資格取得に向けての勉強中であることをアピールするのも良い点といえます。さらに、この企業でなければならない理由を具体的なエピソードを加えて書くとよいでしょう。
志望動機の例文:OK例②
これまで、ソフトウェアやサーバなどの販売営業を5年やってまいりました。営業の仕事をしていくなかで、システムや情報機器などに関する知識の必要性を感じ、「基本情報技試験」の資格を取得。次第に作る側の仕事に魅力を感じ、プログラマーになりたいと思うようになりました。現在は、プログラミングを勉強し、自宅でプログラミングを組んでスキルに磨きをかけている最中です。
貴社を志望する理由は2つあります。1つ目は新しい事業を次々と生み出す環境があることです。2つ目はチームで仕事をすることを大切にし、さまざまなチャレンジに取り組んでいることに魅力を感じました。以上の理由により貴社を志望いたします。
●ポイント●
なぜプログラマーになりたいのか、なぜこの企業でなければならないのかが明確に書かれているのがポイントです。また、現在勉強中であることも好印象でしょう。入社後、どんなプログラマーになりたいのかが書かれていればさらによい志望動機になります。
面接での志望動機・志望理由の伝え方のポイント・注意点
面接ならではの志望動機・志望理由の伝え方があります。そのポイントや注意点を解説していきます。
ポイント・注意点①結論から話す
面接の際には「御社を志望したのは○○だからです」と、結論を先に伝えるとよいでしょう。こうすることで、なぜそういう結論に至ったのか、その背景・経緯を実体験を踏まえてスムーズに話しをつなげることができます。
ポイント・注意点②エピソードには感じた事や考えも加える
自分のエピソードを話すときには、できるだけ具体的に話すようにすることが大切です。その上で、そのときの自分の気持ちや考えをプラスすると、採用担当者への印象に残りやすく、熱意をはかることもできるでしょう。
ポイント・注意点③入社後のビジョンを伝える
採用担当者は「入社後の具体的なイメージを描けているか」もチェックしています。そのため、入社後にどのように働くか、展望やビジョンを伝えるようにしてください。
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プラス評価につながる志望動機を書こう
プログラマーの志望動機は、これまでの自分の経験やスキルを就職先でどう活かすかを伝えることが重要ポイントです。この記事を参考に、プラス評価につながる、採用につながる志望動機を書きましょう。
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