ネットワークエンジニアが年収・給料を上げるには?

ネットワークエンジニアとは?

IT企業だけでなく、あらゆる企業がITネットワークを使って業務を行っています。製造業の生産管理システム、鉄道の予約システムや運行システム、ホテルの顧客管理システム、ECサイトの販売管理システム……。もはやコンピューターが単体で稼働しているシステムは存在しないと言っても良いでしょう。
企業内では多数のコンピューターやサーバがネットワークでつながり、データをやり取りして業務が進められます。もちろんクラウドや社外のデータセンター、外部の取引会社や顧客とのやり取りもあります。そうした業務を実現しているネットワークであり、ネットワークを構築・運用しているのが、ネットワークエンジニアです。
つまり、ネットワークエンジニアは、企業が業務を行うためのインフラを作っていると言えます。オフィスのレイアウトが働く人の効率を左右するように、ITによる業務革新、いわゆるデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性・重要性が叫ばれている今、その基盤となるネットワークの優劣は、企業の命運を左右するようになっています。ネットワークエンジニアは、企業の将来を握っているのです。

ネットワークエンジニアの年収について

あらゆる企業のインフラを築いているネットワークエンジニア。次にネットワークエンジニアの年収を見てみましょう。

ネットワークエンジニアの平均年収

ある転職サイトの調査によると、ネットワークエンジニアの平均年収は455万円。技術系(IT/通信)の平均年収は452万円なので、平均を上回っています。年齢別に見ると、技術系(IT/通信)は、20代・372万、30代・511万、40代・615万、50代・691万、一方、ネットワークエンジニアは、20代・376万、30代・529万、40代・615万、50代・738万となっています。
ここで注目したいのは、各年代で技術系(IT/通信)を上回っているものの(40代は同額)、さらに50代で平均の差がかなり大きくなること。だからと言って「長くキャリアを積めば良い」と言いたいわけではありません。
単に漠然とキャリアを重ねるのではなく、戦略的・意欲的にキャリアと経験を積んでいけば、早期に年収アップが実現する可能性は大きいということです。
特にネットワークエンジニアは、経験が浅いうちはネットワークの保守、トラブル対応がメインとなるケースもあります。またネットワークエンジニアと言っても、ネットワーク全体の設計や構築ではなく、特定のネットワーク機器の設定が専門になってしまうこともあります。
冒頭で述べたような、企業の競争力を左右するネットワークの設計・構築、そして革新に関われるようになるかどうか。それが実現できれば、あなたはもう単なる「ネットワークエンジニア」ではありません。年収も、ここで紹介した数字を大きく超えていくことでしょう。

未経験のネットワークエンジニアが給料を上げるには?

では、まだ経験の浅いネットワークエンジニアが給料、年収を上げていくにはどうすれば良いでしょうか。いくつかの方法を考えてみます。

実務経験を積む

まず、王道と言えるのが実務経験を積むことです。ネットワークは安定運用が絶対条件であり、ネットワークがダウンすることは、企業の業務が止まってしまうことを意味します。それでも、業種や業態、社風などによって、安定運用が最優先なのか、新しい技術を取り入れ・進化させていくことが優先されるのか、ネットワークに求めるものは違ってきます。
どのような経験を積むかは、どのようなキャリアを描いていくかと、大きく関わってきます。

転職をしてステップアップする

同じ会社で、劇的に給料、年収をアップしていくことは、日本の会社では、かなり難しいことです。給料アップ、年収アップには、転職が大きなきっかけになります。
ネットワークの重要性が高まっている今、ネットワークエンジニアは慢性的な人材不足となっています。特に単なる保守やトラブル対応ではなく、業務の改善や効率化につながる知識や提案力、スキルを持っている人材は高く評価されます。
一つの会社でキャリアを積み、評価を得ることは大切なことですが、同様に外部の転職会社などを使って、自分の価値・スキルを客観的に評価してもらい、より良い環境を求めることは重要です。

プラスαの強みを手に入れる

ネットワークエンジニアは、経験が少ないうちは、スイッチやルータなど、ネットワーク機器の設定や保守、トラブル対応が専門の、比較的「限られた領域」の業務に対応するエンジニアと見なされがちです。またネットワークエンジニア自身も、そう考えがちです。
ですが、ネットワークはいまや企業の業務全体に関わっています。企業の業務改善やDX、あるいはサーバやシステム開発など、ネットワークと密接に関連する領域のスキルや知識を高めて、周囲からの評価、自分自身のポジションを高めていくことは、給料アップ、年収アップへの近道にもなります。

ネットワークエンジニアが年収を上げるためにすべきこと・戦略

実務経験、転職、プラスアルファの強みなどを考えてきました。次に給料、年収をあげるために、より具体的にすべきこと・戦略をご紹介します。

Ciscoの認定資格を取得する(CCNA、CCNP、CCIE)

給料、年収アップのためには周囲や上司からの評価が不可欠。そのための分かりやすい手段が資格取得です。ネットワークエンジニアの場合、幸いにも世界最大手のネットワーク機器メーカー「Cisco(シスコ)」が、世界統一で認定資格を行っています。
「シスコ技術者認定ロードマップ」では、ネットワークエンジニアのキャリアをCCNA、Specialist、CCNP、CCIEの4段階に分けています。それぞれ、アソシエイト、スペシャリスト、プロフェッショナル、エキスパートに相当します。
企業によっては資格取得のための研修を用意しているところもあります。積極的な資格取得は給料アップ、年収アップの具体的な手段になります。

転職や派遣で実務経験を積みながらステップアップする

スキルアップのための転職が一般的になってきたとはいえ、日本の仕事環境・職場文化では短期間での転職は難しいのが実情です。
ですが、さまざまなスキル・経験を積むために、転職とは違う手段があります。派遣です。
派遣なら、短期・長期さまざまな期間で、保守的な業務内容から、期日が定められた構築作業、改修作業など、さまざまな業務があります。
戦略的に案件を選んでいくことが不可欠になりますが、派遣会社の担当者と良くコミュニケーションを取り、希望を明確につたえておくことで、短期間で効率的にキャリアアップを図ることができます。

コミュニケーションスキルを磨く

これまで、ネットワークエンジニアとしての専門知識・専門スキルを磨き、専門家としてのキャリアを積んでいく方法、戦略を見てきました。その流れで考えると、「コミュニケーションスキル」は少し異質であり、的外れな印象があるかもしれません。
ですが、ネットワークエンジニアも、具体的な作業はネットワーク機器が対象だとしても、大きな意味での仕事相手は人間です。同じ社内の人間、取引先やクライアントなど社外の人間、そしてネットワークに詳しい人、まったく知識がない人など、さまざまな人を相手にしなければなりません。
コミュニケーションスキルを磨くことは、仕事を進めるうえで、きわめて重要なスキルとなります。

ネットワークエンジニアの派遣や転職はマイナスの評価にならない?

ならない、と断言できます。派遣や転職がどのように評価されるかは、どのような意図・考え方で派遣の仕事についたか、転職したのかによります。
さまざまな現場で実務経験を積み、スキルを身につけることが求められるネットワークエンジニア、さらにはIT業界は、他の職種や業界よりも人材の動きが早くなっています。人材が動くことで、活性化している業界ともいえます。
その中で、現状の職場環境や業務内容への「不満」からではなく、キャリアを見据えたうえでの派遣、転職であることを意識し、アピールすれば、それがマイナスになることはありません。

企業の“動き”を支えるネットワークエンジニアに

企業、そしてビジネスでは、人・モノ・カネ・データなどが日々、動いています。動きが止まると、ビジネスが止まり、企業も立ち行かなくなってしまいます。ネットワークエンジニアは、そうした人・モノ・カネ・データの動きを支え、スムーズな流れを生み出す役割を担っています。
ネットワークの単なる保守やトラブル対応にとどまらない、企業の“動き”を支え、生み出すネットワークエンジニアには、大きな可能性が広がっています。

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